例のごとく、ウチに住みついてっしまった野良猫の件について。コイツの名前が分かりました。「ヨレ」と言います。
毎朝晩、野良猫たちにエサを与えているご近所の方が名付けていました。エサの時間になると、猫たちはその方の玄関に集まって来ます。このヨレは玄関前の石段でさえ上ることが出来ないくらい弱っていたそうです。ヨロヨロ歩いていたので「ヨレ」と。しかし、しばらく経つと元気になったそうです。それでも高齢なので、一般の野良猫のように、人が近づくとサッと機敏に逃げることは出来ません。ヨレヨレというよりはノソノソ動きます。
発泡スチロールの箱が快適なのか、朝寝坊する様になりました。すると、朝飯にありつけないのです。しばらくの間その方の玄関前に座り続けています。その姿を可哀想に思ったのか、ついにウチの母がエサを与えてしまいました。それ以降、ヨレは母を見ると、「ヒーヒー」と鳴くようになったのです。「ニャー」とは鳴きません。今ではエサの匂いがするとウチの玄関前までやって来ます。調子のいい女郎だ(この顔で牝とのこと)。まー、そうでなけりゃ世知辛い世の中生きていけないわな。