6月11日にトンデモ本大賞2011に行ってきました。
今回は20周年記念と言う事で、過去20年間の大賞受賞作から、ベスト(ワースト?)1を決める記念すべき大会となりました。
そして栄えある第1位は「人類の月面着陸は無かったろう論」になりました。大賞を決める前にノミネート作品を簡単な紹介があるのですが、どれも皆「時代を感じるなあ」と思ってしまう物ばかりでした。トンデモ本とは、その時代のトレンドに同調して、その上に作者の自説をかぶせる物なのだと、ようやく分かりました。
それにしても、古くささを感じなせない「人類の月面着陸は無かったろう論」はまさにトンデモ本のエバーグリーンな作品なわけです。こんな希少な作品を創造した作者には敬意を払わざるをません。たとえその自説が間違っていたとしても。
大会で行われたアクティビティは、モロ放送コードに引っかかってしまうため、ご紹介できませんが、心底大笑いできるのはこの大会だけだと、断言できるでしょう。
私が一番笑った事がこのコメントです。「十分に発達した妄想は思想と見分けが付かない」これは苫○地英人氏の本の事を言っています。つか、クラークの三法則を知らないと笑えないのですが。
このグロい画像は、おみくじです。例の宇宙人解剖フィルムをモチーフに作られた物です。お腹に手を入れてくじを引きます。
と学会も山本会長が50代ですし、会場も若いと学会会員が見当たりません。観客も30代はいるのかな?80年代にオタクだった人達が会場にいるみたいでした。と言うわけで、この世界も高齢化の波に逆らえなくなって来ているという、深刻な問題がありますね。