パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

大英博物館 北斎ー国内の肉筆画の名品とともにー in サントリー美術館

2022年05月30日 | アート・文化
やたら混んでいました。会場の内も外も。
サントリー美術館で行列ができることは珍しいです。
何故に大人気?北斎が?毎年どかでやってますよねぇ。
肉筆画(10数点)は珍しいですけど。特に絵手本帖(スケッチ帖)は初見で珍しかったです。
我々が知っている絵は北斎が還暦を過ぎてからなのですね。
最晩年まで画力が衰えるばかりか冴えわたるところ(娘、お栄の助力があったらしい)、「画狂老人 卍」のエネルギーの発生は底知れません。

大英博物館に北斎作品を納めたコレクター6人の紹介もあります。エゲレスのジャポニズムは大英帝国の名に恥じないほどの大コレクションになったのですねぇ。
版画や浮世絵が好みではない私にとっては、貴重な情報となりました。

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THE GREATS 美の巨匠たち in 東京都美術館

2022年05月28日 | アート・文化
久しぶりによく眠れる展示会でした(笑)
オールドマスター(18世紀以前の美術品)は、ラファエロの影響の下、ステレオタイプな作品が多いです。私は昼食後に鑑賞するので、同じような作品が続くと眠くなります。今回もヤバかったです。立ちながら眠りに落ちてしまいました。膝ガックンはマジあせります。
終盤、印象派以降もちらほら出てくるので、目が覚めました。
「芸術は爆発だ(by 岡本太郎)」の通り、既成概念を打ち壊すことがアートだと、理解し出した今日この頃です。

「イングランドやスコットランド絵画の珠玉の名品も多数出品」と謳っていますが、半分ぐらいは素描ですか。「なめてんのか、エゲレス!」と、まぁ言いたくなりましたが、こんな古い絵でも若者が観に来ています。最近、ジャンルを問わず、館内で若い人をよく見かけるようになりました。つか、自分が年寄りになっただけか(笑)
何はともあれ、美が継承される事は、良き事です。
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日本の映画館 in 国立映画アーカイブ

2022年05月25日 | アート・文化
映画館そのものが文化でしたねぇ。
館のデザイン、待合室の雰囲気、クッションの利かない赤い椅子。館内の匂い。
映画鑑賞そのものとこれらの雰囲気が合わさって、その映画に対して良いも悪いも思い出が作られました。
今はシネコン全盛期です。観るには便利になりました。
便利だけど、シネコンは映画を観る手段に過ぎません。そこには映画館への想いがありません。
映画には、映画館というバイアス付きの付加価値があったんですけどねぇ。見応えがあったんですけどねぇ。
あー、ノスタルジアに浸ってしまうのは、オジサンですなぁ。
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ピカソ― ひらめきの原点 ― in パナソニック汐留美術館

2022年05月21日 | アート・文化
1900年頃から亡くなる3年前の1970年までの作品を年代順に展示。
版画中心ですが、ピカソの作家生活をほぼ全期に渡って鑑賞できます。
とは言え、生涯に渡って版画を製作し、様々な手法を駆使しています。
版画にも情熱を注いでいたと思われるので、見る価値はあります。

彼ぐらい作画方法が頻繁に変わった画家はいません。
青の時代、バラ色の時代、キュビスム、新古典主義、シュルレアリスム等々。
その変遷がコンパクトに濃縮されて一望できるのは、彼のファンでない人には手っ取り早く知る上で役に立つのではないかと思います。

それと、女性が必要不可欠の要素となっていますね。
女性に対して冷酷な扱いが芸術になると言う。
巨匠にしては、性欲 = 芸術がストレートに分かる画家も珍しい(笑)
18禁の版画が数点あります。ラファエロをそうするか!それは芸術に対する冒涜なのか?前衛であるのか?
それと、彼自身ロリ入ってますし。

あと、ゲルニカの元ネタとなった18コマのマンガ?『フランコの夢と嘘 I、II』に注目しました。
 

ゲルニカ、どうしてああいう絵になったのか?そのミッシングリングを知ることができて、それはそれで有意義でした。



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魅惑のミニチュア ドールハウスの世界展 in そごう美術館(番外編)

2022年05月19日 | アート・文化
飽くなき創造の意欲。
ルパン3世のアジト、しかも和風で作ってしまうとは。

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