パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

マウリッツハイス美術館展

2012年07月22日 | アート・文化

1 やっと行きました。「マウリッツハイス美術館展展」に。この画像は7月16日、3連休の最後の日にチャレンジしたものですが、ご覧の通り、50分待ちでした。いや、これは開場前の画なのです。このクソ暑い日に並んだら熱中症だろう、と言う事で当日は閲覧中止、先週の土曜日に再チャレンジした次第。この日は曇り空で雨がぱさついていました。かつ珍しく寒かったので、これは客足が遠のいて有利だろう、と判断しました。しかし、甘かった。30分待ちでした。

まあ、30分だから我慢できるなと、そのまま決行。「真珠の耳飾りの少女」の部屋は30畳ほどあろうかという、大きな部屋にこの絵1枚だけ展示されています。そこでは2通りの閲覧方法があります。行列待ちして最前列で見るルート、その人達の肩越しに観ることができるルート、の2つです。これは待つ必要がありません。今回、その両方をやりました。
まず、行列待ちは15分ほどでした。しかし、最前列といえども立ち止まって観ることはできません。流し見です。
また、後者のルートではすぐに観ることができるのですが、如何せん、この絵そのものが小さい(44.5cm × 39cm)のです。
これはもう、平日休んで観に行くしかありませんね。開催期間の中日当たりに。

ところで、私の不安が的中してしまいました。この絵は偽物です。なぜか?それはこの絵にヒビが無いからです。皆さんも雑誌等で見かけると思いますが、この絵は全体がヒビ割れています。フェルメールは17世紀の人で、再評価されたのは19世紀でしから、その間保存状態がよろしくないのです。

以前書2きましたが、大切なお宝は慎重に倉庫にしまわれているのです。私は以前、○隆寺○物館内にある常設展示物の下地を作成した際、後に元請けからその話を聞かされて衝撃を受けました。

と言うわけで、私はいつも「ああ、良く出来た偽物だなあ」と感心しながら美術品を見ているのです。しかし、たまには本物もあると思います。一般には有名でない人とか。

その後、「ベルリン国立美術館展(真珠の首飾りの少女)」を再度見て(こちらはガラ空きでお得)、その後プチモンドに行って今回はフルーツパフェに挑戦。美味かった~。

フェルメールづくしと締めのフルーツパフェで満足のいく週末となりました。

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奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解展

2012年07月16日 | アート・文化

1_2 前回、「ウルトラマン アート」を観たわけですが、今回は弥生美術館で開催されている「大伴昌司の大図解展」を観に行きました。
60年代後半~70年代前半にかけての第1次怪獣ブームの仕掛人でもあります。少年誌の巻頭特集でウルトラシリーズやら未来世界やらを紹介した記事ですね。あれの絵ではなくて、企画構成を担当された方です。懐かしいソノシートの制作も担当されていました。
怪獣の解剖図とか、ウルトラ警備隊の基地の断面図等、ワクワクしながら眺めていました。その当時はまだ文字もろくに読めない子供だったから、眺めていただけ。今観るとあの当時のワクワク感が再び表れた様な気がしました。もう、それだけで満足。これは芸術ではなくて、博物館の展示に近いですね。少年誌以外にも色々なことをしていたようですね。SFなんか力入っていましたね。喘息の発作で急逝されたのが残念なほど、才能のある方だったなと。

2 観客もオッサンばかり。ウルトラマンの時は子供の声がうるさくて。落ち着いて観ることができました。
で、お土産に買ったのがこれ。「流星ピンバッジ」ですよ。科学特捜隊の。子供の頃欲しかったなあ。あの当時売っていなかったハズ。ウルトラ警備隊のビデオシーバーは売っていましたが。で、ウン十年経ってやっと手にしたわけです。嬉しい。今見ても格好いいデザインだと思います。
人生はつらいことが多いですが、たまには長生きしてみるのも良いものだなと、感じる瞬間ですね。

科学特捜隊 流星ピンバッチ 科学特捜隊 流星ピンバッチ
価格:(税込)
発売日:

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サポートセンターは見習って欲しい

2012年07月09日 | 食・レシピ

1 前回は、ある喫茶店を非難したわけですが、今回は打って変わってその逆、素晴らしい喫茶店を見つけました。ただし、客の態度は最悪ですが。

その店の名前は「珈琲専門店 幹」見つけたと言うか、大宮に住んで早9年、やっと尋ねたという、灯台もと暗し、と言うか、伯爵とは真逆のその接客態度に嬉しかったので、二日連続で書いてしまうと言う、単純な私。
東口駅前の路地にこんなレトロな店が佇んでいます。大宮は飲食店激戦区なのですが、そこで長年営業を続けて行くには、相当な努力がいるはずです。

赤のファサードっていうのがナニですが、中に入ってしまえば、気になりません。ちなみにレジの横ではおもちゃの猫が首を振りつつ、時々ニャーと泣きます。おもちゃと言え、可愛いです。

2 まず、コーヒーがこれですよ、紅茶みたいにポッド付き。コーヒーカップは一回り小さいですが、なんか得した気分。ちなみに一杯目はお姉さんが注いでくれます。コーヒーはサイフォンで淹れているのではないかな?香りが違います。ブレンドは薄め、中間、濃いめと3種類。コーヒー豆の種類も色々あります。ここは伯爵と違って、本格的に喫茶店ですね。
給仕し終わると、両手を前に組んで、「ごゆっくりどうぞ」と深々とお辞儀をします。これ、20代のウエイトレスですよ、驚いたなあ、若いのに。マクドナルドの様に営業スマイルではありません。メイド喫茶でもここまで心のこもった挨拶は出来ないでしょう。店に入るやいなや、「ただいま奥左手の席が空いております」と声掛けですからねえ。
それから、傘をレジの奥に預かるのです。ホテルのクロークみたいですね。これは雨の日は便利。

日曜日8時半過ぎの早朝だったので、周りの客は老人ばかりでした。老人が来るぐらい良い雰囲気の店なのだろう、と思いました。しかし、これが勘違い。いや、店そのものではなくて、お客の老人達が。こいつらワガママ三昧ですよ、店員の愛想が良いことにつけ込んで。「パンの耳は食えないから外せ」、「ハイライトは置いていないのか(これ言ったの婆さん)」、注文して1分も経たないうちに店員を呼びつけて「いつ持って来るんだ」と文句を言うジジイ。これらに笑顔で対応するお姉ちゃん。しかも納得させてしまうんですね。恐れ入りました。

パンの耳については「お客様の事は覚えましたので、今度は耳を切ってお出します」と。本当に覚えたのかというと、これが本当みたい。ある爺さんが入ってきたら、「ブレンド何々と何々サンドですね」と先にお姉ちゃんの方が声掛けするくらいですから。
注文について文句を言っていた爺さんには、ことあるごとにその前にやって来て「もうすぐですからお待ちください」と頻繁に声をかけていました。

また、この老人達、自分が座っているその席で精算します。レジまで行かないのです。なわけで、お姉ちゃんは小走りでレジと席を往復。それでも笑顔で対応しています。

いやー、各企業のサポートセンターも見習って欲しいですね、このお姉ちゃんの態度を。小柄で華奢な体型なのにしょっちゅう小走りですよ、店内を。若いのによく働くなあ。

「還暦」とは子供に返ると言う意味ですが、その通り、ここに来る老人達は子供に返ってしまったのですね。ワガママ三昧なのはウチの親父だけではなかった、本当に返っちゃうんだ、と驚いた始末。老人がワガママを言える老人版「癒やしの店」なのかな?今の老人は最強だからな、一番高価な年金を貰えて。ワガママになるよなあ。

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あまり行きたくない喫茶店

2012年07月08日 | 食・レシピ

先々週の土曜日に山種美術館で開催されている「福田平八郎と日本画モダン」展を見ました。あんまりも素晴らしくて、ブログを書く気も失せてしまいました。しかし、今週は書きます。2日連続で。その第1弾。

1 食べログ等口コミサイトでは結構良い評価が付いている喫茶店、「伯爵」です。どう良いのかは、それ専門のサイトを見て頂くとして、私の印象は「ホットケーキ☆純喫茶りみっくす」と同じ、行きたくない店です。このサイトではどうして行きたがらないのか、その理由として「致命的な欠点」を揚げています。その欠陥とは何か、筆者は語っていませんが、私には分かります(多分)。それは「接客態度」です。これはサービス業としてマズイでしょう。

どういう接客かというと、お分かりの通り「上から目線」なのです。2回行って、それぞれ異なるウエイトレスが同じ態度でした。しかも、どのお客も待たせるんですよ。愛想もなく、淡々と「お待ちください」と。1回目のウエイトレスはオバサンで、2回目はお姉ちゃんでした。もうこれは、この店の構造的欠陥と言わざるを得ないでしょう。「3回目は違うだろ?」そうじゃないですね。接客は「一期一会」なわけですから。

2 看板はこの通り、喫茶店なのですが、食事がメインです。和洋中と。さらには沖縄料理もメニューにありました。こんなに八方美人だと、味の方はどうなのでしょうか?不安です。しかし、ここは喫茶店だから、コーヒーは美味いだろうと、勝手に期待をかけました。

初めて入ったとき(14時過ぎ)、「ブレンド」とたのんだら、「コーヒーだけですか?」と言われる始末。ここは食い物屋かよ、とムッとしました。そして、コーヒーは並でした。

2回目は悔しいので、何かのランチを頼みました。そうしたら不安的中、味はそれなりでしかありません。可も無く不可も無く。冷凍食品?そして、ただ黙々と給仕をするお姉ちゃん。サービスの悪さと相まって、美味しいとは感じません。

この店の唯一の救いはレトロな雰囲気と24時間営業だけですね。

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ウルトラマン アート展

2012年07月07日 | アート・文化

11 本日(7月7日)より埼玉県立近代美術館で開催された「ウルトラマン アート展」に行ってきました。特撮マニアの間では、昭和40年代に特撮を見て生きた子供達は驚異の世代と言われていた時期もあったそうです。第1次怪獣ブームまっただ中で育ったわけですから。と言うわけで、ノスタルジアを感じるためにも行ってきました。全国を巡回している展示館がついに我が地元にも来た、と言う事ですね。

確か4年前に東京タワー下で「ウルトラマン大博覧会」が開催されていて、それを見た記憶があります。それにダブっている部分が半分以上ある気がします。以前、このブログにも書いたような気が。
まあ、しかし、4年前のことですから、すっかり忘れてしまっているので、思い出すのも良いかなと。
違いは、ウルトラマン、ウルトラセブン、ジェットビートル、ウルトラホーク1,2、3号のレプリカが撮影可能だったことですね。子供連れが多かったのでうるさかったです。まあ仕方が無いですね。

22 ホールでは埼玉県警察音楽隊によるミニコンサートが行われていました。ウルトラセブンの主題歌は迫力ものですよ。元々ホーンセクションが印象的な歌でしたから。

東京都現代美術館では「特撮博物館」が、弥生博物館では「奇っ怪紳士!怪獣博士!大伴昌司の大図解 展 」が開催予定です。
今年の夏は「特撮の夏」ですね。いや、「フェルメールの夏」と言いたい!

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