パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

野見山暁治展 100年を超えて in 美術愛住館

2022年04月30日 | アート・文化
「美術愛住館」は、作家・経企庁長官であった堺屋太一と画家の池口史子夫妻が暮らした自宅を美術館へと改装したものです。
その美術館を芸術のさらなる振興に資するため、東京藝術大学に寄贈することになったそうです。
そして、「堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館」として新しくスタートをすることになりました。
そうですか、コロナ禍以降、長い間休館となっていましたが、経営が上手くいかず・・・ってなゲスな勘繰りはしてはいけませんね。藝大の一機関として、今後は更なる活躍を期待します。


その開館記念として「野見山暁治展 100年を超えて」を開催していました。すみません、動画にする機会を逃がしてしまいました。今更ながらのアップです。
作者は、東京美術学校(東京藝術大学の前身)に学び、フランス留学の後、藝大で教鞭を執りました。齢100歳を超え、現在も旺盛な創作活動を続けています。


作品は抽象画ですが、人生は「継続は力なり」を具現化していますね。
抽象画はなかなか受けがよろしくありませんが(私も良く分からない)、色彩と筆使いから、ご高齢にもかかわらず、エネルギッシュさを感じることは私にも分かります。
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没後50年 鏑木清方展 東京国立近代美術館

2022年04月27日 | アート・文化
「西の上村松園、東の鏑木清隆」と言われる程の美人画の巨匠。
これだけ沢山の美人さんを見ると、もうお腹いっぱいです。
館内ではインタビューの肉声が流れています。「明治の頃は良かった」と元祖レトロ趣味がてんこ盛り。
「嫌いなものは描かない。時代物なんて描かない。2.26事件で世の中が物騒な時でさえ美人画を描いていた」と言うくらい無骨な部分もあります。
しかし、物腰柔らかい口調でした。

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ワイヤレス・イヤホン EarFun(その2)

2022年04月24日 | アート・文化
じゃ、どれがお勧めなのよ?と聞かれれば、「EarFun Free Pro 2」をお勧めします。

小型軽量。ノイキャンは-40dbまで効きます。
ちなみに(その1)の画像に書かれている値段、これはキャンペーン価格です。
Amazonのセール期間中に買いましょう。驚くほど値引きします。
さすが中華🤣

そしてこれが最新作機種「EarFun Air Pro SV」

1万円以上するイヤフォンをお持ちの方ならご存知ですが、各メーカーはイヤフォン用のスマホアプリを提供しています。イコライザーで音質を細かく調整できます。
EarFunは安いのでアプリがありませんでした。しかし、この機種専用のアプリがやっと登場しました。

とはいえ、私には合いませんでした。音質が劣化しています。シャリシャリ鳴っているだけ。
イコライザーで低音を強調しても変わりません。というか、最高に強めてもそれほど変わらないのです。

初期ロットの不良品をつかまされたか?どうしたEarFun?
残念としか言いようがありません(涙)

とは言え、EarFun以外の他メーカー製品も持ってたりします(笑)
今までEarFunばかりだったので、たまには別なものを買ってみました。
また、WindowsやAndroid機器は、コーデックがapt-Xなので、これに対応したイヤホンが欲しかったのです。


右のイヤフォン「JBRIDE TWS-5 ANC」はこの価格にしてノイキャン付き。そしてメイド・イン・ジャパン。
この値段の割には頑張っています。ドンシャリが弱まっているので、印象薄いのですが、長時間使用には、何ら違和感を感じません。
ドンシャリは聞き始めは「良いな」と感じるのですが、長時間使用には耐えられません。

左のイヤフォン「SOUNDPEATS Sonic」はノイキャンはないですが、フラットな音質で聴き疲れしません。Amazonの評価は星⭐️4つ、4,000を超えます。
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ワイヤレス・イヤホン EarFun(その1)

2022年04月23日 | 家電
『EarFun』と言う、謎の中華メーカー製ワイヤレスイヤフォンが、こんなにも集まってしまった🤣
あまりのコスパの良さにノリで買ってしまったものあります。

私がワイヤレス・イヤホンに求める要求水準は、
①Bluetooth 5.0以上(5.2を希望)
②アクティブノイズキャンセル機能(通称:ノイキャン)
③対応コーデック : AAC(iPhoneユーザーだから)
④充電ケーブル : USB Type C(できればワイヤレス充電)
⑤一万円以下(できれば5,000円以下)
これらの項目に合致するメーカーがEarFunなのでした。
画像の中で赤字で書かれた値段のヤツ、それにはノイキャンがありません。
訳あって買いました🤭


何でこんなに集めたのかと言うと、所有しているIT機器が増えてしまった為。
単にハードオフへ売りに行くのを怠慢こいた為なんだけどね。
結果として、それぞれの機器にそれぞれのイヤフォンが必要になってしまった、と言う訳です。

要求水準の内、私が最も重要視したのが「アクティブノイズキャンセル」機能です。
通称「ノイキャン」
読んで字の如く「ノイズを取り消す」こと。
どう言う事かと言うと、
①イヤフォン内蔵マイクでノイズを拾う(緑色の波)
②その波と逆位相の波を人工的に作る(水色の波)
③②の波を①の波にぶつける事で互いに打ち消し合う
これでノイズを低減させます。


どの周波数帯域をノイズとして定義するか?どの程度の強さの波を作るのか?等は各メーカーの腕の見せどころとなります。
一般的に乗り物や空調などの低周波数帯の騒⾳に対して最も有効とされています。
室内のエアコンの音は完全に消えます。カフェの騒音も低減しますが、食器がぶつかるカチャカチャした音は残りますねェ。

それはそうとして、ノイキャンの凄さを感じるのは「没入感」です。
「シーン」と言う音が聞こえる様な静けさがやって来たかと思うや否や、心の奥底に沈潜してしまう様な没入感がやって来ます。
この状態で音楽を聴くとサイコー❗️

EarFunの音質は中華イヤフォンでは良くある「ドンシャリ系」です。
低音(ドン)と高音(シャリ)を強調しているヤツ。
「通はフラットな音質を好む」とか言われてますけど、私はドンシャリが好みです。
ロックやR&Bを聴くなら、ドンシャリ系でないと迫力がありません。
クラシック系も割とイケる。低音が鳴るので重厚感が出てきます。バイオリンも高音域まで音が伸びている感じがします。
ボーカル、ジャズ系は苦手かもしれません。中域音を重視するから。
そして、私は室内でイヤフォンを使用しません。屋外、特に電車内で使用するのでドンシャリで丁度良いのです。
ただし、聴き疲れします。むしろうんざりしてくるかな?長時間鑑賞するならば、やはりフラット系です。

画像はワイヤレス充電。USBケーブルを繋げなくても、ケースを載せれば充電してくれる。これは大変便利
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上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー 三菱一号館美術館

2022年04月20日 | アート・文化
上野リチ(フェリーツェ・リックス)は、ウィーン工芸学校においてウィーン工房のヨーゼフ・ホフマンらに師事しました。卒業後はその才能を買われ同工房に入り、テキスタイルデザインなどを手がけました。
一方、日本からウィーン大学へ留学し、ウィーン工房に入所した上野伊三郎と出会い、結婚します。翌年来日(京都)。


ウィーン~日本間を往復し、ウィーン工房所属デザイナーとして活動を続けます。
日本では、夫の設計した個人住宅や店舗などのインテリアデザインを担当します。
第二次世界大戦後には教育者として夫婦共に後進の指導にもあたっています。


彼女の作品を見て、多数の作家を思い出しました。
ウィーン分離派、アールデコ、バウハウス、アーツ・アンド・クラフツ運動、ジャポニズム、リサ・ラーソン、グランマ・モーゼス、安田靫彦、南桂子等々。
可愛い単純な模様ですが以上の作家を思い出させる程の情報量を持っていると思いました。
対象の特徴を捉え単純化し、多数の意味を持たせる(記号論化?)、そして終始変わらぬ行ってした技法。
これは相当な画力の持ち主ではないかと、唸ってしましました。
歴史の中に埋まってしまった才能をサルベージするのも美術館の枠割なのだなァと再認識しました。


所々アマビエ様がいました。時代の先端もイってますねェ(笑)

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