エコール・ド・パリを代表する画家、キスリング。
1920~30年代のパリで「モンパルナスのプリンス」と呼ばれ、多くの画家たちと親交のあった(藤田嗣治もそのひとり)彼の総括とも言うべき展示です。人気があるのに、なかなか個展が開かれなかった(12年ぶりとか)キスリング。
見た感想は「エヴァンゲリオンだなァ」です。
SFファンからすると、「エヴァンゲリオンは、SFの良いとこ取りをした寄せ集め的な作品。しかし、オリジナル作品として仕上がっている。素晴らしい構成力だ。」と言う感想です。
何処をどうパクっているのかは、割愛。
一つ言うならば、「人類補完計画」はこの小説から。
キスリングも画家達から良いとこ取りをした作品に見えるのです。しかし、キスリングのオリジナリティは感じられます。
例えば、
肖像画はマリー・ローランサン、モディリアーニ。
花の絵は、ルドン、ブリューゲル。
花の絵の絵の具の盛り上がりは、ギュスターヴ・モロー。
人物のパースは、アンリ・ルソー。
彩色は、フォービズム、ゴーギャン。
裸婦は、ドミニク・アングルのオダリスク。
全ての基礎はセザンヌ。
と感じます。
それでも、キスリング独特の世界観であり、人気があることに疑問はありません。
1920~30年代のパリで「モンパルナスのプリンス」と呼ばれ、多くの画家たちと親交のあった(藤田嗣治もそのひとり)彼の総括とも言うべき展示です。人気があるのに、なかなか個展が開かれなかった(12年ぶりとか)キスリング。
見た感想は「エヴァンゲリオンだなァ」です。
SFファンからすると、「エヴァンゲリオンは、SFの良いとこ取りをした寄せ集め的な作品。しかし、オリジナル作品として仕上がっている。素晴らしい構成力だ。」と言う感想です。
何処をどうパクっているのかは、割愛。
一つ言うならば、「人類補完計画」はこの小説から。
キスリングも画家達から良いとこ取りをした作品に見えるのです。しかし、キスリングのオリジナリティは感じられます。
例えば、
肖像画はマリー・ローランサン、モディリアーニ。
花の絵は、ルドン、ブリューゲル。
花の絵の絵の具の盛り上がりは、ギュスターヴ・モロー。
人物のパースは、アンリ・ルソー。
彩色は、フォービズム、ゴーギャン。
裸婦は、ドミニク・アングルのオダリスク。
全ての基礎はセザンヌ。
と感じます。
それでも、キスリング独特の世界観であり、人気があることに疑問はありません。