パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界 in 国立映画アーカイブ

2023年01月01日 | 映画
明けましておめでとうございます。
さて、年初の一発目はホラーです(笑)

ホラー映画のポスターを見ると、「ああ、あの頃、こういう事があったな・・・」と懐かしんでしまうのは私だけ?
それだけ強烈な印象が残っているのでしょうね。

撮影可能なポスターは、最初の展示数枚のみ。展示そのものは和洋中含めて最近のホラー映画まで紹介しています。

「エクソシスト」は怖い代表作として評価されています。
しかし、私は、70年代のアメリカが悩まされた社会問題(ベトナム戦争、人種差別、離婚の急増、宗教と最新科学の矛盾、幼児虐待等)を「悪魔憑き」を方便としてまとめ上げた社会派ドラマだと評価しています。


「カリガリ博士」って、あの変態猟奇小説「ドグラ・マグラ」を映像化するとこんな感じになるのかな?
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久しぶりに映画を見ました。

2016年06月09日 | 映画
これがまた、チャンとしたラブストーリーになっているから不思議。と言うか、よく練られた脚本と言うべきか。
キーワードは、WHAM!の"Careless Wisper"。懐かしい過ぎ。(笑)
かなり最強のテクニシャンでもあります。色々な意味で。(笑)
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スターウォーズーフォースの覚醒

2015年12月21日 | 映画
見終わった感想は、「中途半端」
見終わった後、席を立つ観客の顔の表情を見ても明らかです。

監督は、J・J・エイブラムスだから、エンターテイメント性に期待したんだけどねぇ。
かと言って、暗い・重い映画でもない。故に中途半端。

シリーズもののエンディングだから、話の流れ上、まぁ、そういう結末ですわな。でも、観客を不満に感じさせる事はなかろうと。「次が楽しみ。早く次が観たい!」ぐらいは、あっても良かろうと。

登場人物のモチベーション?ビジョン?が明確ではなくて、どうしてそういう行動をとるのか?それは、旧登場人物も同じ。
しかし、ロボット達は明確だね。

ルーク・スカイウォーカーの役割が1/3づつに分かれていて、誰がヒーロー、ヒロインなのか?物語をひっぱていく者が見当たりません。
それは、ダークサイド側も同じ。

まぁ、三作見終わってからでないと、結論を出してはいけないのだろけど。
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ステーキ・レボリューション at YEBISU GARDEN CINEMA

2015年10月29日 | 映画
ステーキ、牛肉及び畜産についての考え方が変わる(蘊蓄を増やすことが出来る)、という面からは興味深い映画でした。
2時間弱のドキュメンタリーでしたが、飽きることもなく、一気に観ることが出来ました。

そして、観た後の感想は「ステーキ及びそこに至る過程には、王道がない。」です。
牛の種類、牛の育て方、牛肉の品質、料理方法、全てにそれぞれの主張があり、最終的には、それぞれ美味い、という結論になります。
そうでなければ、食肉生活が豊かにはなりませんね。当たり前といえば、その通り。

上映時間内には膨大な量の情報が詰まっているので、本当は観ていただきたいのですが、かいつまんで言うと、

1)牛の種類について
そのこだわり方が、原種、特定の品種、こだわらない、があります。「こだわらない」とは、牛の性格で肉質が変わる、と主張する農家が登場するからです。

2)牛の育て方
放牧して、草を食べ、赤みが美味い牛が良い、と主張する一方、脂身が美味いのが重要、として飼料で育てる、農家もいます。
また、長くても18か月で屠畜すべし、がいる一方、15年も育てる農家がいます。
去勢された牡牛はダメ、な一方、去勢された牡牛が良い、との主張があります。
松坂牛は必ず牝牛で、処女でなければならない、そうです。

3)牛肉の品質
赤身 vs 脂身ですが、両者に共通しているのは、「サシが入っていること」です。
それと、「味」ではなくて、「香り」が重要らしいです。やたらと「Flavor」と言っていました。
ちなみに、「サシ」は「Marble(大理石)」と言っています。大理石のような「まだら模様」のことでしょうね。

4)料理方法
大方、網焼きです。三ツ星レストランのシェフは、無塩バターをかけながらプライパンで焼き、日本は、例の鉄板焼きです。
焼いた後に、サラマンダーみたいな機会に再度入れて、ぬるめの温度で再加熱、とか、一気に焼いて、ある一定の温度になるまで冷ますとか。

全てにおいて共通しているのは、「熟成させる」でした。

第10位から1位までランキングしています。ちなみに日本の松坂牛は第3位。
輸入飼料、放牧させていないからです。
しかし、築地さとうで食べたステーキは「ファンタスティック」と唸っていたのですけどね。味だけでランキングしている訳ではないと。

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キネティックアート展 at 埼玉県立近代美術館

2015年07月19日 | 映画
まず、注意していただきたいのは、食事の直後に見ないことです。
気持ち悪くなります。この細かい模様が、モアレを引き起こすからです。

キネティック・アートとは、「動く芸術」のことだそうです。
機械じかけで動いたり、光ったり、目がまわるような錯覚をもたらしたり、と実際そうでした。

1950年代後半から60年代にかけて、ヨーロッパを中心に盛り上がったそうですが、その後すっかり姿を消したそうです。
そりゃそうだ、こんな幾何学模様、見続けていると気分が悪くなるし、線の集まり、パターンの繰り返しは飽きてきます。

ところが、これが、回転したり、点滅すると面白いです。展示の後半がそうなっていて、誰でも操作できますし、子供達が大喜びでした。

たまには良いですね。
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