パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

テート美術館展 光 in 国立新美術館

2023年07月29日 | アート・文化
18世紀末から現代までの「光」をテーマに作品約120点を展示しています。
古典的な作品から印象派、写真、バウハウス、現代アート、インスタレーション等、平面・立体を問わず光に関する作品展示は強弱に富んで飽きが来ませんでした。

美術界のビートルズ(by 山田五郎)、ウィリアム・ターナーの作品が久しぶりに鑑賞できました。モネが描く前にこの空ですからね。
ロイヤルアカデミー付属美術学校の教授となって、遠近法を教えたそうですが、その時の教材がずらっと展示されていて、光の画家ターナーがどうやって光を捉えてたか?興味深かったです。

ハマスホイの作品もあってビックリ。まぁ、確かに光を捉えていますねぇ。

多くの作品が撮影可能です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GOOD DESIGN COLLECTION 1950s - 2020s in GOOD DESIGN Marunouchi

2023年07月26日 | アート・文化
出光美術館の企画展「尾形乾山生誕360年 琳派のやきもの」を見に行きました。
琳派、素晴らしい。しかし、良いポストカードが無かったので、スライドショー作成とは行きませんでした(涙

それはそれとして、休日には意識高い系が集まる丸の内仲通りをブラブラしていると、GOOD DESIGNを展示している場所で、面白そうな企画展をやっていました。
1957年から現在まで、5万点以上が選ばれているグッドデザイン賞から、代表的な作品を展示していました。

懐かしい。かつて持っているものもありました。
そして、その時代の思い出が浮かんできました。良いも悪いも(笑
というわけで、尾形乾山をすっかり忘れてしまったという、ええ、私は俗人なんですよ(笑

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怪談物のつくりかた —役者の芸と仕掛けの世界— in 国立劇場伝統芸能情報館

2023年07月22日 | アート・文化
夏日が続いております。ということで涼ものをご紹介。
ハイテクのない時代に、役者も道具も「怖がらせてやろう」とする創意工夫が見てとれます。これも文化ですね。
ちょっとエグイものも展示していますが、それは割愛しました。

この展示室の裏側で、過去の作品(抜粋)を上映しています。
化け物のデザインは、今見るとユーモラスさを感じます。しかし。役者がそれを利用して演じると、まぁ怖い。演技力ってスゲェなぁ、と感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画 in 太田記念美術館

2023年07月15日 | アート・文化
フランス・パリに生まれたポール・ジャクレーは、3歳の時に来日し、晩年まで日本で暮らしました。
38歳の頃から、南洋やアジアで暮らす人々を描いた木版画を続々と刊行します。
新版画とは、浮世絵と同様に、絵師、彫師、摺師による分業による浮世絵の近代化、復興を目指したものだそうです。


自分、正直、版画が好きではないです。ベタ塗りで線幅が一定の、立体感がない絵を何枚も見せられると、飽きてくるからです。

しかし、このジャクレーの版画は別ですね。これはアール・デコです。ジョルジュ・バルビエやシャルル・マルタンを想起させます。育ちは日本でもフランス人。この辺の作風は素直に受け入れることができたのでしょうか?


300回以上摺ったものあります。デジタルのない時代にこの鮮やかさは、技術立国ニッポン万歳!と唱えてしましそうです。
それにしても最後の絵、人魚なんですけど、下半身がウツボっていうのは、お上品じゃあ、ありませんねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木島櫻谷―山水夢中 in 泉屋博古館東京

2023年07月08日 | アート・文化
近年、再評価されている日本画家、木島櫻谷(このしまおうこく)、 泉屋博古館にて再登場です。

膨大な量のスケッチ画、写実的な風景画。四条・円山派に似てるなぁ、と思いましたが、「最後の四条・円山派」と称される巨匠でしたか。おみそれしました(汗
屛風の大作から晩年の山水画まで、風景画中心の展示です。
近代絵画の要素も含めた四条・円山派はその後どうなっていったのか?しかし、最後の巨匠だったのですね。
その先の四条・円山派を見たかったなぁ、というのが感想です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする