パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

大安寺の仏像 in 東京国立博物館

2023年01月28日 | アート・文化
奈良市にある大安寺は日本最初の国立寺院です。
アジア各国からの来日僧侶が住む国際色豊かな寺院で、多くの優秀な僧侶たちを育てた仏教研究の中心拠点として栄えたそうです。
日本仏教がここから始まったと言っても過言ではないような。

奈良時代につくられた木彫の仏像の展覧会です。
奈良時代の木彫像は現存作例が少なく、その後の木彫像の先駆的な存在として貴重だそうです。
そして、あの格好いい四天王立像もここから始まったのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村佑介20周年展 in Gallery Aamo

2023年01月25日 | アート・文化
昔、後輩が「現在、ベストセラー本『謎解きはディナーのあとで』を読んだのですが、全然つまらなかった」と文句を言っていました。
と言うわけでググってみると、「表紙はオリジナリティ溢れる素晴らしい絵だな、それでも駄本なのか。みんな表紙に釣られたのか」と言う印象を持った本(もちろん読んでいません)でした。


その後、このイラストレーターの絵がやたらと目に付くようになりました。
20年も画業を行なっているし、こうして記念展も行う程の人気イラストレーター。
現代のアルフォンス・ミュシャと言う部分もあって、私的には好みなのですが、私の周りからは評判を聞かないので、不思議だなぁと。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり in SOMPO美術館

2023年01月21日 | アート・文化
英国キュー王立植物園が所有する食用となる植物を描いたボタニカル・アート(植物画)です。

科学的研究を目的として、草花を正確かつ緻密に描いたものなので、画家の個性があるわけではないですが、魅入ってしまいました。
それは、美味しそうだったから(笑)

また、実物のテーブルセット、当時の料理のレシピ本の展示もあり、アクセントがあったことも見飽きない理由かもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都・智積院の名宝 in サントリー美術館

2023年01月18日 | アート・文化
弘法大師空から始まる真言宗智山派の総本山。名前の通り「学問寺」で、他宗の僧侶や一般の学徒にも開放していました。
長谷川等伯親子による障壁画から近代日本画まで、宗派に囚われない国宝・重文を含むバエラティ豊かな展覧会となっています。
障壁画は金箔が剥げているとはいえ、豪華絢爛差が想像できます。長谷川等伯以外の長谷川派を見ることが出来て貴重な経験でした。
堂本印象は明らかに場違いだろ?と思えるぐらいポップな印象で、それを許してしまう当寺院の懐の深さに「さすがは総本山、余裕ッスな!」と感心しました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァロットン—黒と白展 in 三菱一号館美術館

2023年01月14日 | アート・文化
ナビ派の画家、フェリックス・ヴァロットン(スイス)
「ボール」の絵が有名です。


ヴァロットンの油彩画は、硬質な感じがします。
特定の領域をベタ塗りしていて立体感に乏しい。隣り合う領域が色違いであることがはっきりと分かる。動きが感じられない。クロワゾニスムの輪郭線がない絵というか。だからナビ派なのか?




ま、それはそれとして、版画は親しみやすいです。描かれた人物が「タンタンの冒険」のタンタンに似ていると思うのは私だけ?(笑)


モノクロ、構図が浮世絵に似ているところは、やはりジャポニズムでしょうか。
油彩画と違って、親しみやすい絵になっていると思います。
親しみやすい絵柄とは違い、描かれている内容は辛辣な社会風刺です。この対比が版画家として人気があった理由でしょう。

館内で所々上映しているアニメーションがまた良い出来なのです。可愛い動物だったり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする