初期のCDはちょっとネ・・・LPをただCD化しました、程度でね。
そして、iTunesに登録された年でもあります。
iTunesのキラーコンテンツとして、やっと登場したかと、コレまた大騒ぎ。故スティーブ・ジョブズの感極まったコメントが印象的でした。
そのリマスター版は、CD BOXとして、ステレオ版、モノラル版の両方が発売されました。
ビートルズの演奏は、モノラル版がオリジナルです。その当時のイギリスの家庭では、ステレオ装置が普及していなかったのです。
ステレオ版は、アメリカでの販売の為に無理繰りステレオ化したものです。
従って、ボーカルは右のスピーカーから、演奏は左のスピーカーから聞こえます。
たまにボーカルがダブルトラック(左右両方のスピーカーから聞こえる)と言う曲もあります。
ヘッドホンで聴くと、違和感がありますね。
モノラル版はその当時の限定生産。もちろん購入済み。
さて、そんな雑学はさておいて、この黒箱は、そのステレオ版をUSBキーに保存したものです)。
箱のデザインは、お馴染み、ビートルズのレコード会社、「アップル レコード」社のトレードマーク、グラニー・スミス(青リンゴ)です。
中身もグラニー・スミスを模した模型です。ヘタの部分を取り外すと、USBキーです。
MP3とFLACの両データが含まれています。
当然、FLACで聞きますよ。何てたって、やっとハイレゾ化したのですから。つか、7年も経って、やっと聞けるようになりました。(笑)
で、画面はこんな感じで再生します。
このFLACデータは、24bit/44.1kHzでフォーマットされています。ハイレゾとは言えないですけど。まあ、この当時、ハイレゾはありませんでしたから。
7年も経つと、IT業界は、ガラッと変わりますなァ。(笑)
このプレーヤーソフトもFlashで動いています。このFlashの起動がまた、遅いのです。
で、聞いた感想はどうか?
ハイレゾ(High Resolution = 高解像度)というのではなくて、極々自然に聞こえる、と言う感じかな?メリハリがある、と言うものでは無いです。
ま、これはこれで良いわ。目の前で演奏している感じ。
当時、数万円したんだよね、このUSBキー・・・当然、限定販売。