パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

EMPE 電波サーモ 2ヶ所温度表示 TD-8202

2015年09月29日 | 家電
と言う訳で、温度計です。
これも以前買ったシチズン コードレス温湿度計 THD501 同様、無線子機付きです。
家族全員が見ることができる様、追加購入しました。

親機は、1階の居間、TV横に設置しました。表面にテプラを貼り付けました。年寄りは、英語が読めませんので。(笑)
子機は、窓の格子にぶら下げました。
子機の設置で気をつけなければならないのは、雨戸です。この金属製の雨戸のため、電波が遮断されてしまうのです。
雨戸の無い窓からぶら下げる必要があります。

最初、家族はバカにしていましたが、今では大変役に立っています。そら見ろ。(笑)
部屋内から外の様子をするには、窓から空を眺めることぐらいですが、気温だって重要です。
今は、エアコンを必要としない季節ですが、やがて外出時の準備のため、外気温を知ることは、役立つようになってきます。

もう、内と外の温度差が逆転。断熱が効いている?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風景画の誕生 at Bunkamura in渋谷

2015年09月27日 | アート・文化
風景画と言うジャンルは、17世紀オランダで確立します。それ以前は、聖書、神話の背景画でしかありませんでした。やがて、農民の生活を描く画家が現れて、その背景画として描かれます。


ハプスブルク家のコレクションを中心としたウィーン美術史美術館の所蔵作品のなかから「風景」をテーマに選んだ約70点の作品を展示した…と言うことですが、これさ、「要は金目の問題でしょ?」と感じるんだよね。ブリューゲル親子以外に有名な画家の展示はありません。まあ500年以上前の絵だからねぇ。作者不明と言うのは分かります。有名な絵の展示はお金がかかるから、背景画にこじつけて、作者不明の安い絵画をレンタルして展示したのでは?と下衆の勘ぐり。(笑)


それでも、「時祷書」の展示は面白かったです。絵画より更に100年前にこれほど贅をこらした本が綺麗に現存しているとは。

時祷書とは、「祈祷文や詩編を集成し、内容に合わせた挿絵をつけて、ローマ・カトリック教会のキリスト教徒としての信仰・礼拝の手引きとして編集したものである。(ウィキペディア)」
今回展示している時祷書は一番有名な「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」です。12の星座から構成されていて、その月に何の宗教的行事を行うか?が書かれています。カレンダーの前身だそうです。


この日まで「時祷書」と言う単語を知りませんでした。私が美術館に行く理由のひとつは、こうした知識の収集があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルフレッド・シスレー展 at 練馬区立美術館

2015年09月23日 | アート・文化
申し訳ないが、地方の美術館が、印象派の絵画展を開催出来るほどの予算があるとは思えませんでした。
大丈夫かな?いくら、人気が少ないシスレーとは言え、日本で人気の印象派だし。と心配しましたが、それも杞憂に終わりました。

第4会場まであるブースのうち、シスレーの展示は、1.5会場分しかありません。
残りは、セーヌ川開拓工事の歴史、国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所の宣伝、日本の洋画家の展示で埋まっています。

「空と水辺の風景画家」というテーマで、川辺の風景画が中心です。併せて日本の洋画家も川辺の風景画を展示しています。

知らなかったのですが、現在のセーヌ川は、当時の河川工事の技術の結集だったそうです。それまでは、水深が数十センチで勾配が急、良く氾濫したそうです。それを開拓したと。
で、最先端の技術と最先端の印象派が関連付いて行ったのも、当時の流れと。

シスレー、カミーユ・ピサロ等は、印象派初期の画家というイメージです。頻繁に開催される印象派の展示会では、展示順番で言うと、最初の方に展示されています。それも僅か数点。
確かにモネ、ルノアール、ドガ等に較べ、地味です。モネ等がその後、独自のオリジナリティを開発していったにもかかわらず、シスレーの画風は一向に変化の兆しがありません。彼は「印象派」ではなくて、「印象主義」なのですね。

まあ、地味な絵だからね。人気がある、と聞いたことはないし、地方でも低予算で企画展が開催出来るのかな?とは言え、印象派の画家だし。練馬区儲けてんなァ、と思っていたら、展示内容はこんなモンだったと。入場料1,000円、ウーン微妙。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春画展 at 永青文庫

2015年09月22日 | アート・文化
話題の春画展です。

永青文庫と言う施設は、駅ら奥まった静かな場所に、控え目に存在している様なもので、それほど人気のある展示施設ではない気がします。入場料は500円だし。いつも空いていたし。
しかし、今回は違いました。1,500円です。
屋外に仮設トイレを10個ほど設置、テントも設置してありました。マスコミ用かな?
4階建の建物で、第1会場は、4階です。狭い階段で行列が発生して、会場に入るまで10分ぐらいかかりました。

こう言うマイナーな施設出なければ、展示会を催し事ができなかったそうです。主催者は「あらゆる美術館に断られた」と、コメントしていました。

観客は18歳未満お断り、老若男女問わず大盛況でした。

著名な浮世絵絵師(歌川広重、喜多川歌麿、葛飾北斎等)が描いている事は知っていましたが、以下の事は知りませんでした。むしろ驚きました。
1.狩野派の絵師まで春画を描いていた。
2.花嫁の嫁入り道具の一つだった(奈良林祥の「HOW TO SEX」みたいなものかな?)。
3.印象派の画家にとって、春画の方が影響が大きかった。

丁寧に書かれています。
下ネタは、貴賓貴賤と問わず、老若男女の問わず、人間の生活にとって必需品ですから、美術の学術的研究が進むことを期待します。
清濁合わせて飲み込んで、やっと真実が分かるのではないでしょうか。
歌川広重が生きていた当時、浮世絵は美術品ではなかったのですから。

添付した画像は、購入した絵はがきのうち、大人しめのヤツをアップしました。


この画像は、喜多川歌麿が描いた春画の中で、最高傑作と言われているヤツです。このアングルが斬新だと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「すごいぞ、これは」展 at 埼玉県立近代美術館

2015年09月21日 | アート・文化
身障者の方々の作品を展示しています。
美を想像すると言う才能・パワーは健常者と何ら代わりが無いのが分かります。
むしろ、彼らの方がアバンギャルドかも知れません。
彼らのエネルギーを感じる展示会です。

トラックの展示物は、全て紙製です。
想像のエネルギーの下では、ノンポリだと。(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする