一昨日、昨日はテレビに釘付けだった方も多いのではないかと思いますが、今年も2日、3日と恒例の箱根駅伝が開催されました。結果は皆さんご存知の通り、東洋大学が2年振りに総合優勝しました。
今年の往路は何と言ってもあの『設楽ツインズ』の活躍が光りました。2年前に卒業した『山の神』柏原君の遺伝子は着実に根付いていることを、改めて感じさせられるレースでした。私は初詣中で当然生では見られませんでしたが、ニュースで見て大興奮でした。復路も終始いいペースを保って、駒澤大学を最後まで寄せ付けないレースを展開していました。大手町に入ってきたアンカー、いい顔していましたね。
ところで、箱根駅伝というと様々なドラマが展開されます。今回も足がつってしまったり転倒してしまったり…いろんなアクシデントに見舞われてしまった選手がいました。
ただ、毎回見ていてどうしても辛くなってしまうのが、1位の学校が通過してから20分経ってしまった場合に、襷を繋ぐ選手が到着していなくても自動的に強制スタートになってしまう『繰り上げスタート』という決まりです。去年は神奈川大学が本当にギリギリのところで8区で襷を繋ぐことができました。しかし今回は、もうすぐそこに見えているのに…あと十数秒待ってあげれば襷が繋がるのに…という場面で、無情にも繰り上げスタートの号砲が鳴ってしまいました。
もとで繋げないほど遅れてしまっているならいざ知らず、そこに次走の選手の背中が見えているのに…それなのに目の前で号砲と共に遠ざかって行ってしまう仲間の姿を、襷を繋ぐために懸命に走ってきた選手達は一体どんな気持ちで見送っているのでしょうか。それを思いながらあの場面を見ていると、いたたまれない気持ちで一杯になってしまって、涙が溢れて止まらなくなってしまいます。ここ最近は歳をとったせいか、以前にも増して涙腺が緩くなってきていて、ニュースの録画で見ているにも拘わらず画面に向かって大騒ぎしながら号泣してしまいました。
知り合いからは「敗者に目が向いているあたりが日本人的だよね」と冷やかされますが、昔から『判官贔屓』という言葉もあるように、確かに私はどこかどうしようもなく日本人的なのだと思います。今も全国高校サッカー大会が国立競技場で行われていますが、あのテーマソングを聞いただけでも涙腺が刺激されてしまいますから…。
国道1号線という東海道の大動脈を占拠して行うレースですから、どこかの時点で交通網として正常に機能するようにしなければいけない都合上仕方ないのは分かっているのですが、それでも何とかならないのかなぁ…と、毎年思わずにはいられない箱根駅伝なのでありました。
今年の往路は何と言ってもあの『設楽ツインズ』の活躍が光りました。2年前に卒業した『山の神』柏原君の遺伝子は着実に根付いていることを、改めて感じさせられるレースでした。私は初詣中で当然生では見られませんでしたが、ニュースで見て大興奮でした。復路も終始いいペースを保って、駒澤大学を最後まで寄せ付けないレースを展開していました。大手町に入ってきたアンカー、いい顔していましたね。
ところで、箱根駅伝というと様々なドラマが展開されます。今回も足がつってしまったり転倒してしまったり…いろんなアクシデントに見舞われてしまった選手がいました。
ただ、毎回見ていてどうしても辛くなってしまうのが、1位の学校が通過してから20分経ってしまった場合に、襷を繋ぐ選手が到着していなくても自動的に強制スタートになってしまう『繰り上げスタート』という決まりです。去年は神奈川大学が本当にギリギリのところで8区で襷を繋ぐことができました。しかし今回は、もうすぐそこに見えているのに…あと十数秒待ってあげれば襷が繋がるのに…という場面で、無情にも繰り上げスタートの号砲が鳴ってしまいました。
もとで繋げないほど遅れてしまっているならいざ知らず、そこに次走の選手の背中が見えているのに…それなのに目の前で号砲と共に遠ざかって行ってしまう仲間の姿を、襷を繋ぐために懸命に走ってきた選手達は一体どんな気持ちで見送っているのでしょうか。それを思いながらあの場面を見ていると、いたたまれない気持ちで一杯になってしまって、涙が溢れて止まらなくなってしまいます。ここ最近は歳をとったせいか、以前にも増して涙腺が緩くなってきていて、ニュースの録画で見ているにも拘わらず画面に向かって大騒ぎしながら号泣してしまいました。
知り合いからは「敗者に目が向いているあたりが日本人的だよね」と冷やかされますが、昔から『判官贔屓』という言葉もあるように、確かに私はどこかどうしようもなく日本人的なのだと思います。今も全国高校サッカー大会が国立競技場で行われていますが、あのテーマソングを聞いただけでも涙腺が刺激されてしまいますから…。
国道1号線という東海道の大動脈を占拠して行うレースですから、どこかの時点で交通網として正常に機能するようにしなければいけない都合上仕方ないのは分かっているのですが、それでも何とかならないのかなぁ…と、毎年思わずにはいられない箱根駅伝なのでありました。