数年前に教えて頂いた サギソウ の自生地(?)を訪ねてみた。
自生地 と言っても沼のほとりや湿原ではないから 古くからの自生地ではない。
昭和40年代の後半と思われる頃 山腹を掘削して建設された林道の法面のようなところだ。
山腹から浸みだす水で湿度が保たれているような場所だから面積も小さい。
イトイヌノヒゲ の群生の中に咲く サギソウ の数は数えるほどでしかない。
今年の開花はこの2枚の写真ですべてだ。
新しい産地らしく年々茎数は増えている。
あと10年もすればこの小さな湿地一面に広がるような気がするが・・・・・。
株元を見ると 明らかに掘り取られた形跡がある。残念なことだ。