雪囲い用の板を取り出してみたら トックリバチ の巣が着いていた。
3個まとまってついている徳利はまだフタが開いていない。
中には何が入っているんだろう・・・・餌と卵か幼虫 蛹 それとも成虫か。
割ってみると 餌を食べつくした幼虫が入っていた。これから蛹化するのだろう。
大きさはこれくらい。
球形の外観だが内部は球形ではなく くぼみのある細長い部屋になっている。
くぼみの部分には 黒い何かが残っている。
3個とも割ってみた。
幼虫の姿勢はまちまちだが くぼみの位置は同じ方向に作られていた。
板は立てて保管していた。くぼみは部屋の下側に作られた 幼虫のためのトイレではないだろうか。
以前に見つけた トックリバチ の巣も垂直の面に作られていた。
トイレの為にはその方が好条件なのだろう。
この板を使うと幼虫には気の毒だが巣はどうしても壊れてしまう。
雪囲いにはどうしても必要な板だからやむを得ない。3匹の幼虫は池の鯉に食べさせた。
80cmの大きな真鯉が4cmも大きな口を開けて小さな幼虫を飲み込んだ。