雪渓から吹き下ろす冷風は季節を進めない。
しぶきのかかる水辺は まだまだ早春。(5/12)
高木の オニグルミ の花を見る機会は滅多に無い。
高い枝の先から垂れ下がる 雄花 は下から見上げることはできるが
葉の上に咲く 雌花 は下からは見えない。
初めて観察した オニグルミ の 雌花 は真っ赤な花だった。
この枝の場合は 雄花 はまだ未熟のうちに 雌花 が咲いている。
自家受粉を避けるために開花期はずれるのだろう。
でも 今まで観察した他の樹種では 雄花 の開花が先行していた。
オニグルミ は 雌花 が先行するのだろうか それともこの枝だけの現象なのだろうか。