一昨年 カキラン を植えた鉢に飛び込んで住みついた フイリミヤマスミレ が今年も綺麗に咲いた。
カキラン はまだ芽だし前なので まるで フイリミヤマスミレ の為の鉢のように見える。
今年は オダマキ の葉も見えている。主の カキラン は大丈夫だろうか。赤みがかった紫色の花は 他のスミレと一味違った花色。
アズマイチゲ の群生地に花が咲き出したのを確認したのは 21日夕方だった。
少し遅すぎたかな・・・と思いつつ 25日午後訪問してきた。花はまだ充分楽しめる状況だった。
時折陽射しをさえぎる雲もあって 白い花を撮るには好都合。
まず アズマイチゲ から。今年は カタクリ と花期をそろえてくれて両方を楽しめた。斜面に射すこんな光もあって これも嬉しい。ここでは初めて観察した白い花も一輪見つけた。
一気に進む季節に 作業がついて行けない。急いで雪囲いの中から草物の鉢を取り出す。
待ちきれなかった ウスバサイシン はもう雪囲いの中で開花をしていた。
囲いの中では 毎年のように ナメクジ の食害に傷められる。今年も葉に喰痕が見える。ウスバサイシン の花は地面から2cmほど離れて咲く。内部構造は小さめだ。
22日23日と二日続いた晴天で一気に季節が進んだ。
22日朝55cmだった残雪が今朝は25cmに減っていた。
今日も暖かい一日だったので足踏みしていた ソメイヨシノ も一気に咲き出した。
池畔の ユキツバキ も桜に敗けずと一斉に開花した。たくさん開花したが非常に傷みやすい花弁なので 近づいて見ると完全な花はほとんど見つからない。
ようやく見つけたこの花も 完全とは言えないようだ。
魚沼で雪に埋もれて暮らしていると 海を見ると別世界を見ているような気分になる。
今朝の目覚めは 太平洋を見下ろすように建つ海辺のホテルの4Fだった。
寄せては返す波を見下ろしているうちに外に出てみたくなった。海辺に出てみると 魚沼では少数派の外来種 コメツブツメクサ がグランドカバー状に広がっていた。