早春一番に開花する アブラチャン の枝先を見ると連日の陽気に花芽が動き出したような気がする。
西日を抱くこの場所は他よりかなり暖かいらしく春の雪融けも早い場所だ。
枝先の芽は膨らみ始めたようだが 幹に着いた花芽はまだまだ固い。
おなじ株なのにこれだけの差がある。
今年伸びた枝先はまだ冬を経験していないから 暖気続きで動き出したが 何回か冬を経験した幹はまだ動かない。
植物の各部位にも経験を記憶する能力があるのかもしれない。
早春一番に開花する アブラチャン の枝先を見ると連日の陽気に花芽が動き出したような気がする。
西日を抱くこの場所は他よりかなり暖かいらしく春の雪融けも早い場所だ。
枝先の芽は膨らみ始めたようだが 幹に着いた花芽はまだまだ固い。
おなじ株なのにこれだけの差がある。
今年伸びた枝先はまだ冬を経験していないから 暖気続きで動き出したが 何回か冬を経験した幹はまだ動かない。
植物の各部位にも経験を記憶する能力があるのかもしれない。
遅い初雪だったから もう消えることは無いだろう・・・と綴ったんだが 消えてしまった。
暮らすには 無い方がいい雪なんだが 雪国の経済は降雪を前提に組み立てられているから単純には言い切れない。
画面中央部分の木立に隠れて見えない位置に オオカメノキ が植えてある。
昭和の終わる頃 崩壊現場で入手した 割り箸位の子苗を植えたのだが初花を着けたのは7・8年前だった。
来春はどうかな?と探してみたが 花芽は一個しか確認できなかった。
残りは全部 葉芽だった。
ひとつだけの 花芽が雪で落ちてしまわないように隣の コメツガ の枝陰に隠した。
猛烈な勢いで勢力を拡げている ツルマンネングサ だが師走下旬ともなると目立たなくなる。
だが 今年伸ばした茎には来春を待ちかねているような大きな脇芽がずらりと並んでいる。
苔の上からはみ出しで垂れ下がった茎の先端にはもっと大きな芽が出来ている。
この他に種子からの発芽があるわけだから尋常でない繁殖力が理解できる。
咲き遅れたのだろう まだ種子を飛ばしていない オオウバユリ の花茎が残っていた。
開花状態ではないから 狂い咲き とは言えないがそれに近いような感じだ。
これから風に乗せるつもりなんだろう。まだ種子がいっぱい風を待っている。
果の横から吹き込む風は種子の翼を乾燥させて上に持ち上げる。
網上の突起より上に吹きあげられるほど乾燥して軽くなると風に乗って飛び出すような構造になっているようだ。
誰も教えてくれたわけではないから自身で考えた構造なんだろうが感心させられてしまう。
もう狂い咲きには出会えないだろう・・・・などと綴ったが 犬も歩けば だった。
水路沿いに 重い雪にも負けずに ノダケ が一本残っていた。
近づいてみれば 立派な花が咲いている。
だが いくら探してみても花に訪れる虫の姿はみえない。