38℃超を記録した暑さに 葉はずいぶんダメージを受けたが 沢山着いた蕾の開花が始まった。
38℃超を記録した暑さに 葉はずいぶんダメージを受けたが 沢山着いた蕾の開花が始まった。
いつもは ムラサキヤマドリタケ は顔を出す ブナ の根元に今年は別のキノコが出ている。
サイズはいつもの ムラサキヤマドリタケ とほとんど同じ。
これって ヤマドリタケ かなア・・・・
ヤマナメクジ の這った跡がついている。
上から見ると食痕も。
今年の計画では 今日が今年最後の尾瀬行きだった。
快晴の大江湿原で草紅葉を楽しみたかったが そんなに虫のいいことを望んでも無理だった。
曇り空の下の湿原は 草紅葉 とは少し言いにくい草の色。
それでも 駕籠町小学校6年生の皆さんの足どりは軽い。
尾瀬沼のほとりで昼食を摂り帰路につく頃から雨が降り出した。
湿原を抜けて峠道にかかると 雨に濡れた シラタマノキ の緑と白のコントラストがきれい。
ゴゼンタチバナ の実も一段と艶やか。
数年前に教えて頂いた サギソウ の自生地(?)を訪ねてみた。
自生地 と言っても沼のほとりや湿原ではないから 古くからの自生地ではない。
昭和40年代の後半と思われる頃 山腹を掘削して建設された林道の法面のようなところだ。
山腹から浸みだす水で湿度が保たれているような場所だから面積も小さい。
イトイヌノヒゲ の群生の中に咲く サギソウ の数は数えるほどでしかない。
今年の開花はこの2枚の写真ですべてだ。
新しい産地らしく年々茎数は増えている。
あと10年もすればこの小さな湿地一面に広がるような気がするが・・・・・。
株元を見ると 明らかに掘り取られた形跡がある。残念なことだ。
午後になると雨が上がった。空は明るくないが オトコエシ の咲く峠道に行ってみた。
山側の法面から大きく伸びて道まではみ出して咲いていた。
無数に集まっている 小さな花はいったいいくつあるんだろう。
とても数える気分にはなれない個数だ。