紅葉は今が見頃の破間渓谷だが今日はほぼ一日上がることなく雨が降り続いた。
しっとりと落ち着いた景色も捨てがたい。
破間ダムの最上流部 満水の水は笹濁り。

雨にかすむ赤い橋 浅草大橋。

樹種の多い谷間は色々な色彩で溢れている。

しっとりと落ち着いた景色も捨てがたい。
破間ダムの最上流部 満水の水は笹濁り。

雨にかすむ赤い橋 浅草大橋。

樹種の多い谷間は色々な色彩で溢れている。

笠倉山(907m)からの下山は登りとは別のルートを降りた。
黒禿の頭(772m)から大力山(504m)に向かっての尾根道の下りだ。
所どころ紅葉のトンネルもある。
小さなピークも今が見頃。
全コース曇り空だったが 10分ほど薄日が射した。
サビバナナカマド の晴れ姿が輝いた。
降雪期には訪れたことのある 笠倉山 だが紅葉のシーズンは初めてだった。
所用時間2時間40分程で山頂に着いた。
足元を見ながらの登りでは紅葉を眺める余裕が無かったが山頂で一休みすると素晴らしい景色が見えてきた。
見下ろす ブナの梢も色づいてきた。
反対側には マルバマンサク も紅葉。画面右端には新幹線浦佐駅がぼんやりと。
下山路で振り返ると タカノツメ の鮮やかな黄葉。遠くの尾根の黄葉は タカノツメ と ヒトツバカエデ か。
ひときわ赤いのは コミネカエデ。
ダイモンジソウ 妖精
八重咲のこの花の品種名は 妖精 だったような気がする。
雄蕊が花弁に変化して花弁の数が多くなる・・・と言われているが
未開化の花には 雄蕊 を持っている花もあるようだ。
世間は若紫の定家写本の発見で賑わっているが 池畔では ムラサキシキブ が色づいて目を引いている。
午後の光線に照らされた実は まさに若紫色。
黄葉の季節を迎えたが 上を覆っている ブナ に着いたアブラムシのせいで葉は黒ずんでしまった。