樹幹などに着生する ノキシノブ には以前から興味があったがその生育形態から移植は無理と思っていた。
その ノキシノブ が池畔のオクチョウジザクラの幹にやってきたのは10年程前のことだった。
斜上する幹の下面に芽生えた小さな芽は元気に育って順調に増えている。
大きく伸びた葉には胞子も出来ている。
近くの ミズキ の幹にも芽を出している。
軒下の ボケ の蕾がふくらんできた。
例年ならば3月下旬に除雪するまで埋もれている樹だが今年は埋もれない。
先週の降雪で一時は姿を隠したが その雪ももう消えてしまった。
今朝 3cm程の降雪を見た。夕方まで降り続いたがこの樹を埋めるほどではない。
この先一週間の予報にも 雪マークは一個しか無い。
今年の開花はずいぶん早まるような気がする。
70cmほどの アマチャ だが小雪の今年は埋もれることが無くまだ花の姿を維持している。
低い位置で咲いた花は雪に埋もれてそれなりに疲れた様子。
雪が少ないから いつもなら埋もれているはずの ムラサキシキブ が薄日を浴びている。
でも その芽はまだ動いてはいない。
芽は動いていないが 歩いているように見えるのは jokichi だけかな?