昨日 一瞬の晴れ間に見えた魚沼三山は雪化粧をしていた。
そんな気候だから 紅葉前線は一気に山を駆け下りてきた。
池畔でも気の早い木は色づき始めた。
一番早いのは いつもの通り コマユミ だ。
葉と実と果皮とが別々の色に染まっての競演だ。
石の上を這う ツタ はそれに比べるとおとなしい。>
浅草山麓エコミュージアム 展望エリアの コミネカエデ が美しい。
黄葉の ミズナラ と並んで紅葉の コミネカエデ いずれも大木だ。
枝越しに浅草岳が望める。
見上げる枝の上を白い雲が流れる。
11/10 樹種を訂正させていただきます。正しい樹種は コハウチワカエデ です。深謝浅学。
久しぶりに エコミュージアムの園内情報を・・・・・。
昨夜の雨で駐車場は落ち葉の絨毯。
雨に濡れて黒い幹は黄葉の引き立て役。
葉が落ちると 青葉の頃は見えなかった青空と白い雲が見えてくる。
風当たりが強い崖際の独立樹はもうすぐ裸になるだろう。
5月5日に紹介した 梨の樹を再訪してみた。
高所にある樹だから黄色く色づき始めたのではないだろうかと考えたのだが まだまだ緑の葉だった。
実はたくさんついているが 枝の様子が不自然。
太い枝の折れた傷跡が生々しい。熊の食事跡のようだ。
路上には熊の糞が何カ所も。
幹の爪痕も撮りたかったが恐ろしくなって早々に退散。
ちなみに 花の5月に訪れたときの樹はこんな様子。
左下の上に向かって伸びた枝が折れてしまっています。(10/20)
魚沼アルプス と名付けられたハイキングコースのうち 桑原山 涸沢山 トヤの頭 駒の頭 を回ってきた。
曇り空だったから色づき始めた山の色はイマイチだったが その分涼しくて歩き易かった。
桑原山(558m)の頂から魚沼の市街を見下ろす。遠く 米山 がかすんでいる。
涸沢山(620m)への尾根道には オオイワウチワ の返り咲きが一株。
後の岩と同じようになった ブナ の老木 樹齢は・・・・・。
赤が基調の山道で出会った ルリタテハ は傷みのない新鮮な個体だった。
涸沢山 を過ぎて トヤの頭(671m) へ向かう途中の オオカメノキ の紅葉。
足下には赤いキノコ。勿論名前は分からない。
本日の最高峰 駒の頭(680m) からは歩いてきたコースを見渡せる。
その足下 左端のうす黄色は コシアブラ 中央のオレンジ色は マルバマンサク 右端の緑は タカノツメ。
視線を南に向けると左から 荒沢岳 三角の越後駒ヶ岳 ちょっぴり見える 中之岳 手前は 笠倉山 一番右は 八海山。
ここから急いで下って駐車場まで30分 一周3時間の尾根歩きでした。