浅い水溜りに カタツムリ がひっくり返って頭部だけを水面上に出して動けないでいた。
路上に伸びた枝から落下したんだろう。
どうせ ヒダリマキマイマイ だろうと思って拾ってみたら 螺塔が右巻きだ。
初めて見る ミスジマイマイ だった。
咲き残った ナンブアザミ は虫達に人気のレストラン。
大きくない花だが ミツバチ 3頭 ガガンボ 2頭 と ウラナミシジミ 1頭が競って吸蜜。
カメラを意識してか ウラナミシジミ が翅を開いてくれた。
コンクリート舗装に擬態したかのような 白と黒の 蛇。
体長22cm程の幼蛇だ。体色から シロマダラ かと思ったが 模様が違う。
右下の枯れ葉を拾ってつついてみると 大きく口を開けて威嚇してくる。
シロマダラ はおとなしいからこんな行動はしない。
しばらくすると路肩の草むらに逃げていった。
気性・体型などから ニホンマムシ に違いない。
さっき通り過ぎたバスに轢かれて虫の息のこの蛇も体色は少し違うが ニホンマムシ に違いない。
白と黒の 蛇 の次は 白黒 の昆虫。
第一印象から カメムシの仲間 と思ったがこんな虫は初めての出会いだ。
拡大すると単なる白黒ではなかった。
ネットで調べてみると カメムシ目キンカメムシ科アカスジキンカメムシ の5令幼虫だった。
このまま越冬し来年の夏に成虫になるのだという。
滝の上部は林道からは見えない。かといって崖は登れない。
一枚岩を流れ下る。向こう岸には一株の ススキ。
水しぶきは ナナカマド の実を濡らして。
水辺まで降りてみたいが・・・・・。
ここでは諦めたほうが良さそうだ。
晴天の予報に釣られて奥只見に紅葉を訪ねてきた。
スタートは黄葉にはまだ少し早い アカイタヤ の葉を通り抜ける朝の光。
岩山の紅葉はちょうど見頃。向こうの山の ブナ の林は色が付き始めた。
サワグルミ はすでに葉を落とし 絡みついた ツタウルシ の紅葉も盛りを過ぎたようだ。
ブナ の葉は黄色くなったが 手前の ヤマモミジ はまだ緑を保っている。
橋から下を見ると紅葉しない ヒメヤシャブシ 赤い ヤマウルシ と オオカメノキ。
谷底を流れる水の泡が白い。
対岸のレモンイエローの樹は タカノツメ らしいが遠すぎて確認できない。
全山紅葉にはまだ早いが多彩な葉色を楽しむには最高のタイミングだった。
ウメバチソウ を鉢で育てることは極めて難しいが 神津島産は育てやすい・・・・・
などと 物の本を読んで購入したことがあったが 数年で姿を消してしまった。
それに懲りた筈だが また購入してしまった。
今のところは(当然だが)元気よく開花している。
前回の失敗の原因は なんとなく分かるような気がする。
今回はそれを改めて 増殖も試してみたい・・・と思っているが どうなることやら。