陽が射しても 風が吹いても 雨が降っても 雪は消える。
立春を過ぎると 雪解けのスピードは一段と増してくる。
雪解け促進のために 冬期間 池からの排水は田んぼに流している。
水深15cmほどの水は積雪の下から解かしてゆく。
下が空洞になれば雪は自重で割れて落ちる。
割れ目には降った回数だけの縞模様が記録されている。
21日の11時30分 ここでは145cmの雪が残っていた。
日当たり風当りで雪解けの進み具合は変わっている。
水路と田んぼに挟まれて風の通り道のこの場所では高さ90cm厚さ25cmの塀のように残っている。
今日22日17時に計ってみると145cmの積雪は130cmになっていた。
暖かい気温と降り続いた雨はずいぶん雪解けを進めてくれた。
展示会で見た 雪割草 の最終回になります。
種子を蒔いてから初花を見るのが早くて3年。展示会に出展できるサイズに育つには更に3~4年。
出展できるような花の出現率は数百から数千にひとつ・・・・・。
交配も面白そうだが jokichi には時間が足りないようだ。
四阿も出入りできるようになりました。
山頂から見下ろす ブナ も根明きが始まり山腹の雪もなだれ落ちる準備が始まった。
日当たりの尾根道は所々顔を出してきた。
麓に近づけば 雪崩れる所は雪崩れて根明きの穴は大きくなっている。
今日は春分 雪解けのスピードが上がってきた。
5回目の紹介となると以前と似た花も出てきますが・・・・・。
でも 同じ花はありません。
会場では数百鉢の展示でも同じ花は無い・・・雪割草の多様性です。
雪囲いの中をのぞいてみると シュンラン の緑の葉が見えた。
取り出して枯れ葉や雑草を取り まだまだ充分にある雪の上に。
株元には花芽が顔を出していた。
開花が待ち遠しいが いつのことやら。