鉢植えではなかなかうまくゆかなかった キレンゲショウマ を栗の木の根元に植えたのは四年前の晩秋だった。
陽射しは栗の葉が避けてくれるし 稲田を渡ってくる風も キレンゲショウマ には良かったようだ。
鉢とは比べものにならない いい花 を毎年咲かせてくれた。
ところが 今年は栗の木に大発生したアブラムシの排泄物に煤病の菌が発生し真っ黒になってしまった。
花びらまでも煤で汚れてしまった。これは9月7日の様子です。
大発生したアブラムシのせいなのか栗の実もシイナばかりでほとんど収穫できなかった。
夏越しに失敗して葉はみすぼらしくともたいていの株は花を咲かせる。
八重咲きのこの株も驚くほど多くの花を咲かせてくれた。
ただ 花の大きさは少し小さいようだ。
雄蕊や萼片が花弁に変化して数を増やし八重咲きになるものだがこの株は萼片も雄蕊もある。
クサヤツデ の葉は花期には枯れると言う。
そのとおりに去年は花茎の伸長とともに葉は枯れてしまった。
ところが今年は花が咲いても葉は枯れずに残っている。
例年より花茎の数が少ないからなのかもしれない。
キク科でハグマの仲間だという花を拡大。
今年最後の環境調査(植物)は冷たい雨の中でスタートだった。
色の褪せてきた サワフタギ には実と同じ大きさの雨滴。
ズミ の木までくると雨はみぞれ混じりになってきた。
調査続行は無理なので10時30分中断して引き上げた。
毎年 紹介しているこの白い花はもう何年も植え替えをしていない。
そのためだろう 花茎は増えてサイズは小さくなっている。
金魚すくいの金魚は年々大きくなって夜店の網では掬えないサイズになってきたのに。
広めの花弁と赤い葯がカワイイ。