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jokichi つれづれ日記

自然観察大好きじいさんが 見たこと 感じたこと を気ままに綴ります。

コスギラン と ヤチスギラン

2022-01-26 21:24:45 | 植物調査のこと

ヒカゲノカズラ科 紹介 ③
 
コスギラン    Huperzia selago (L.) Bernh. ex Schrank et C.F.P.Mart.
この草も越後駒ヶ岳での出会いだった。
乾燥気味の岩陰にひっそりとした雰囲気で生えていた。

 
胞子は トウゲシバ と同じような着き方で葉の付け根に着いている。
草体の先端に芽のような零余子がいくつも着いている。

この草は零余子でも増えるという。根元を見るとそれらしい小さな個体が見える。
 
ヤチスギラン   Lycopodiella inundata (L.) Holub
この草とは里山の植物踏査での出会いだった
湿地を好むらしく水が滲み出ている様な所に生えていた。

 
立ち上がった胞子嚢穂が無いと ヒカゲノカズラ と誤認してしまいそうだ。


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JR只見線 第4平石川橋梁へもう一度

2022-01-25 21:06:19 | 魚沼の風景を

一昨日の撮影は物足りなかったので今日はリベンジ・・・
前回とは線路を挟んで反対側の高い位置から写してみよう。
と思って ブナ と イタヤカエデ の林の中にカメラを構えた。

 
待つこと20分。定刻どおりに列車はやってきた。

 
数秒後 全姿がフレームに入った。

 しかし やっぱり駆け出し撮り鉄 今回は樹の枝が邪魔をしていた。

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ブナ の山にシュプールが

2022-01-24 21:50:24 | 魚沼の風景を

地理院地図によると1000m程の山だが地図には山名が記載されていない。
ブナ の森が綺麗だから年に数回撮りに行く山だ。

 
快晴の23日いつものようにカメラを覗いたら 山頂にシュプールが見えた。
続きを見ようと右に振ったが尾根の向こうに消えてしまった。

 
拡大すると一人分の登った踏み跡がジグザグに見える。
この山にシュプールがあるのは初めてだ。

たいていの山スキーヤーはもっと奥の黒姫に行くようだが一人では手近なこの山を楽しんだのか・・。

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快晴の JR只見線 第4平石川橋梁

2022-01-23 21:15:05 | 魚沼の風景を

昼の青空が動きの鈍くなった jokichi の尻を叩いた。
そうだ!! あそこに行ってみよう・・。
 
駐車場所は誰もいない。自分一台だけだった。
車を降りて空を見る。最高の青空。向こうの山肌は雪崩れも無く真っ白。

柱上の遮断器に積もった雪も真っ白。
 
列車の時間までには時間充分。
いろいろ探して場所を決める。スノーシェッドの赤が眩しいこの場所にしよう。

 
十数分後 何回かシャッターを切る。
列車はトンネルに入るのだが 写真では赤いスノーシェッドの上に走ってゆきそうになってしまった。
駆け出し撮り鉄じゃあこんな程度か・・・・・。


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エゾヒカゲノカズラ と タカネヒカゲノカズラ

2022-01-22 21:03:54 | 植物調査のこと

ヒカゲノカズラ科 紹介 ②
今回の2種はいずれも 越後駒ヶ岳での出会いでした。
 
エゾヒカゲノカズラ Lycopodium clavatum L. var. asiaticum Ching
ヒカゲノカズラ そっくりの草姿だが相違点は 立枝がやや短く、胞子嚢穂に柄がない ことだという。

 
これも エゾヒカゲノカズラ と思うが・・。

 
タカネヒカゲノカズラ Lycopodium sitchense Rupr. var. nikoense (Franch. et Sav.) Takeda
小型で深緑色の草姿だから ヒカゲノカズラ との見分けは簡単だが 出会いの機会は少ない。
名前の通り 高嶺 が生息地だ。直立茎より長い胞子嚢は 高山植物類の雰囲気充分。

 
チングルマ が紅葉する頃 胞子も成熟してくる。


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