2012年10月20日(晴れ 最高気温22℃ 最低気温14℃)
金木犀の香りが、あたり一面に漂っています。
農事書によると、
「金木犀が咲いたら、ネギ、ゴボウ、ミツバの種蒔きをし、
9月に蒔いた、ダイコン、ハクサイ、ホウレンソウ等の施肥をする」とありますが、
今日は、会社のBBQで、畑仕事はお休みです。
最後の四角豆を収穫し、サッサと撤収。
日曜日のお仕事が増えそうです。
2012年10月20日(晴れ 最高気温22℃ 最低気温14℃)
金木犀の香りが、あたり一面に漂っています。
農事書によると、
「金木犀が咲いたら、ネギ、ゴボウ、ミツバの種蒔きをし、
9月に蒔いた、ダイコン、ハクサイ、ホウレンソウ等の施肥をする」とありますが、
今日は、会社のBBQで、畑仕事はお休みです。
最後の四角豆を収穫し、サッサと撤収。
日曜日のお仕事が増えそうです。
先日、書棚に収めた書類を探していたら、偶然、懐かしい本が、目に止まりました。
皆さんも、経験がお有りかもしれませんが、
昔、自分が感銘を受けた本や歌を、久方ぶりに読んだり聞いたりすると、
その頃の思い出や、時代背景が鮮明に蘇って来たりしますよね~。
この本は、私にとって、そんな一冊です。
水上勉、著 「土を喰らう日々」
今から、18、19年前になりますか、家の娘が、まだ1歳か2歳くらいの頃、
重度のアトピーに悩まされ、家と皮膚科の病院を往復する毎日が続き、
その後2~3年は、家族の食生活にも、非常に気を使いました。
有機無農薬野菜や無添加調味料、ミネラルウォータ等々、体に良いと云われる物を、
あちこちから、定期契約で取り寄せて・・・。
週一、定期的に送られてくる、段ボウルに入った「有機無農薬」と書かれている
少し元気の無い野菜を、ありがたがって食べていました。
これは、これで、色々な発見もあり、今思えば、良い経験にもなったのですが、
我が家の、エンゲル係数が異常に跳ね上がった時期でもありました。
そんな時、ある友人の紹介で、貸し菜園の存在を知り、何でも、やりたがりの私は、
月5000円の宅配野菜を止め、1区画、年間3万円(少しお高めですが)の民間菜園を
契約して、自分達での、野菜作りをスタートさせたのでした。
休みの日は、家族総出で、ちょっとしたピクニック気分で、お日様の光を浴びながら、
子供と一緒に汗をかきながら、土いじりを始めた頃に、偶々、近所の書店で、
「土を喰らう日々」というキャッチが目にはいり、購入したのが、この本との出合いでした。
初版は、昭和53年で、随分前に執筆されたものです。
サブタイトルに「わが精進十二ヶ月」とあり、
水上氏が、軽井沢の山荘で畑を耕し、そこで採れた旬の野菜、山菜を中心に、
幼少の頃に禅寺の修行で覚えた、精進料理を作り、日々感じた事柄とあわせて
文章に書き記されたものです。
構成は、シンプルに以下の通り、
一月の章
二月の章
三月の章
四月の章
五月の章
六月の章
七月の章
八月の章
九月の章
十月の章
十一月の章
十二月の章
おわりに
で結ばれており、季節毎の食材やそれにまつわるエピソード等がつづられています。
「おわりに」の章で、水上氏が、
「やはり、芋も大根も、菜っ葉もみな生きもので、当人(?)たちが、それぞれの工夫で、
霜の多い年や、雨の多い年や、干天の年やを、必死に生きていることへの感動だった。
出来の悪い大根にも、それなりの理由がある。その理由に思いをかけることによって、
わたしたちの食生活にふかみが生じることを悟った。」と、執筆後の感想を述べていますが、
私も、畑を自分でやってみて、その事に、大変な共感を覚えました。
そして先日、この本を再度、読み返しましたが、随所に、以前読んだ時とは、
全く違った気づきや感動が持てた事に、あらためて驚かされました。
人は、その時代、時代で感じ方が、変るものなのでしょうか?
いつの時代も、名著とは、そんなモノなのかもしれませんね。
【 書 籍 名 】 土を喰らう日々
【 著 者 】 水上勉
【 出 版 社 】 文化出版局
【 値 段 】 1,365円
【 コメント書評 】 ☆☆☆☆
amazonで検索してみたら、新潮文庫から、別に文庫本が安く出ているようです。
読書の秋、
秋の夜長、畑好き、料理好き、文学好きの方には、お勧めの一冊かと!
秋の畑で、長芋の初収穫です。
長芋料理は、ストレートに、とろろ飯も良いのですが、美味しい焼き海苔が手に入った時は、
磯辺焼きなんかがお勧めです。
今回は、疲労回復、スタミナ補給に、ニンニク風磯辺焼きにしてみました。
【材料】 (2人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕
・長芋 ・・・・・・・・・・・20cm
・焼き海苔 ・・・・・・・・・・・2枚
・ニンニク ・・・・・・・・・・・1かけ
【作り方】( 調理時間、約15分 )
1)長芋は皮をむいて長さ5cmに切り、さらに縦に7~8mmの
厚さの短冊型に切ります。
2)焼き海苔を4等分に切りわけます。
(朝食に出てくる、付け海苔のサイズです)
3)熱したフライパンに油をなじませ、スライスしたニンニクを
炒め、香りがでたら、1)を入れてキツネ色になりまで炒め、
軽く塩コショウをふります。
4)炊き上がった3)を海苔で巻き、お皿に盛り付けて完成です。
※ 昆布塩や麺つゆにつけるなど、お好みで!
スッキリとした日本酒とよくあいます。
【畑の天気】曇り(最高気温23℃ 最低気温 17℃)
10月の第2日曜日、今日は午後から所用で、野良仕事ができないが、
秋冬野菜の種蒔き、苗の植え付け作業等々、やる事は、まだ盛りだくさんだ。
いつもブログを楽しく拝見させていただいている、ちょんまげファーマーこと、
まときちさんを見習い、「日の出とともに野良仕事」大作戦を決行する。
今日の日の出は、5時47分、日の出の時刻前に畑に到着したが、
予想に反して、東の空は、厚い雲で覆われ、美しい朝陽を拝むことはできなかった。
天気予報の嘘つき・・(涙)。
気を取り直して、野良仕事モードに入る。
流石に肌寒くなったが、この寒気が心地よい。
トレーに蒔いていた、ミニチンゲンサイ、ミズナ(上段写真)
アスパラナ、タアサイ、コウタイサイ(下段写真)を朝飯前に定植していく。
9月16日にプランターに蒔いたタマネギ(OK黄)も順調に生育している。
今年から、第2区画は、畝を東西に立て、南西の風の抵抗を和らげるレイアウトに変えた。
新しく立てた畝に、ブロッコリ、ミニチンゲンサイ、タアサイ、ミズナ、アスパラナを
定植していく。
(2-西A)ブロッコリ・ミズナ
(2-西B)タアサイ・ニミチンゲンサイ
(2-西D)ミズナ
(2-東D)アスパラナ・コウタイサイ
(1-A)ミニチンゲンサイ
【畑の作業】 1-G 定植:白菜(富風)
1-A 定植:ミニチンゲンサイ
2-西A 定植:ブロッコリ
2-西B 定植:タアサイ 2-西D 定植:ミズナ
2-東D 定植:アスパラナ・コウタイサイ
3-D 播種:辛味大根
トレー 播種:中葉春菊/サラダナ
長プランタ 播種:大葉春菊
浅中1 追肥:ボカシ肥(タマネギ)
浅大1 追肥:ボカシ肥(タマネギ)
【今日の収穫】
甘トウガラシ(万願寺甘長)・ピーマン(京波)・根深葱(石倉一本太)
空芯菜・ニンジン(黒田五寸)・四角豆・落花生(オオマサリ)
大生姜(大身生姜)・長芋
落花生(オオマサリ)を全て収穫した。一部は乾燥させ来年の種用に保管し、
残りは茹で落花生にして、今晩のビールのともとなる。
第1区画のキュウリの畝を片付ける、土作りをするついでに、
春先に波板栽培で植えつけた長芋を試し堀してみた。
波板に沿って、きれいに伸びている。掘るのも楽ちん!
もう、収穫してもよさそうだ。
今年は、大生姜の生育が今一だが、霜降(そうこう)を過ぎた頃に、
生姜と一緒に掘り出そうと思う。
2012年10月13日(晴れ 最高気温25℃ 最低気温17℃)
天高く馬肥ゆる秋、気持ちの良い秋空の下、畑は今日も元気です。
畑の畦に、群生しているイヌタデの花も綺麗です。
この野花の別名、ある程度の年齢の方たちには、”あかまんま”という呼び名のほうが
なじみ深いかもしれませんね。 かつて、女の子の”おままごと”には必ずと言っていいほど、
登場していたそうです。 花言葉は、あなたのお役にたちたい。 家の奥さんに聞かせてあげよう。
その先の支柱には、赤トンボが止まっています。
アキアカネでしょうか。
その下には、フレンチマリーゴールドが咲いています。
花言葉は、「嫉妬」
たしかに、嫉妬しそうな程、綺麗ですね。
先週蒔いた、冬大根(三浦大根)も、元気に発芽しています。
こうして、畑の時間は、静かに過ぎていきます。
さて、そろそろ野良仕事にかかりますか。