東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

イランイランの木

2016-09-09 | 季節の花
  甘い香りがアロマテラピーでも人気の植物「イランイラン」、
  とても濃厚で甘くてセクシーな香りがし、
  古くから催淫作用があるとされてきました。
  そんなアロマオイルの花が咲いています。


  

     イランイランという語はタガログ語 『ilang-ilang』 に由来し、
     「花の中の花」という意味。

     花を蒸留して抽出した精油は中枢神経をリラックスさせる効果があると言われ、
     また興奮、陶酔の作用、抗抑鬱作用、催淫作用もあるとされる。
     インドネシアには新婚夫婦のベッドの上にイランイランの花を散らす風習が、、、。




  

     花は緑色で帯状の長い花びらをもち、徐々に黄色に変わります。
     黄色く変色した花は甘いような不思議な芳香を漂わすけど
     そのせいかアリがいっぱい、手におえない。
     この写真にも何匹か写ってるけどとても追いきれない。




  

     イランイラン バンレイシ科イランイランノキ属

     熱帯性の常緑樹ですが原産地はよくわかっていません。生長が早く、樹高は15mに達します。
     これは鉢植えの花、大きくならないと花の催淫作用はないみたい。
     花の中は?と見上げてみたけど特に変わったことはなかった。


     あのクレオパトラも普段はローズやジャスミンを身につけ、
     足元には常にイランイランの花を置いていたという話も有名だったりします。
     あと、マリリン・モンローもね。

     また、
     ユーミンこと松任谷由実さんがラジオで、「作詞作曲のときには
     イランイランの精油を香らせている」、、、と語ったことで、 
     イランイランは、 とても有名になったこともあります。

     ドラマの主題歌にも使われた「真夏の夜の夢」は、 
     このイランイランの香りながら創作したらしいですよ。
     歌詞を見てみるとかなり強烈な歌詞ですね。





  

     温室の中では極楽鳥花、ストレリチアが咲いていました。
     と言ってもちょっと遅くなって既にトサカの部分は枯れつつありましたが。

     温室の中からは見えなくて、外の窓のすき間から一枚だけ。
     たびたび行けるといいんだけどこの頃はちっと足が遠のいている、
     もうちょっと頻繁に足を運ばなくては貴重な花も見逃しちゃうよ。
                                                                    9月2日 都市農業公園
              


     重陽の節句

  

     9月9日、重陽の節句ですね。

     昔の中国では奇数を”陽”の数とし、一番大きな陽の数である
     9が重なる9月9日は大変めでたい日とされ、
     その日は菊酒を飲んだりして邪気を払い長寿を願うという風習がありました。

     日本には平安時代の初めに伝わり、宮中では菊を見る観菊の宴が催されました。
     菊の節句、菊の宴ともいわれています。

     もちろん旧暦の話なので今はまだ菊はありません、
     野菊などで偲んでみましょう。




  

     重陽の節句の日の空、
     すっかり秋の空だけど、気温は、、、32.5℃でした。^^;


コメント (2)
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