東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

吉原弁天と曼珠沙華

2016-09-26 | 風景
  朝っぱら晴れていたので自転車で行く?、
  でもなあ、「お出かけは傘を持って」って言ってるし。
  結局電車で行って帰りはちょこっと道草、、、
  なに、通勤路を5分ばかりよけいに歩いただけだけどね。


  

     吉原弁天にヒガンバナが咲いているかな、きっと咲いているだろう。
     駅への反対側へ5分ばかり歩いて吉原弁天。
     行ってみたら咲いてるどころじゃない一面の赤い花、
     吉原の女たちの怨念かなぁと、、、考え過ぎか。




  

     奥が弁天堂、この中に弁天様があらせられる。
     この狭い敷地にはいろいろな灯篭、記念碑、慰霊碑、などがいっぱい、
     そのほか仏像、石像などもたくさんあり
     狭いニッポン、狭い東京の象徴みたい。




  

     吉原神社の奥ノ院ということで。
     吉原神社もここに劣らず狭い、元はもっと広かったろうね、
     そこにあったいろいろなモノをここに持ってきて詰め込んだみたい。

     左側の壁には吉原の歴史が写真となって貼ってある、
     雨ざらしなので劣化する前に撮っておきたいと思っているけど。




  

     小さな小さな弁天池、
     前に行ったときには小さな金魚が少しだけ泳いでいたが
     今日行ってみたらこの有様。
     まさかコイの養殖などやってないよねと疑ってみる。

     大正12年9月1日に発生した関東大震災において、
     吉原の遊郭で死亡した500人を超す遊女は、
     その大多数の490人が吉原の弁天池で亡くなったという。

     吉原は逃亡を防ぐため周りは全部かこってある、
     逃げ場を失った遊女たちは火に追われ逃げ惑い
     弁天池に飛び込んだと思われる。

     ここの場所は大体その池があった場所、
     池は埋立てられ今はほんの手のひらサイズで残った。
     この池の前が弁天堂、
     弁天様に守られ天国では幸せになっていることを願うばかりだ。
                                                                      9月26日 吉原弁天
              

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする