百花園のヤマザクラ

　　百花園にも行きたかったけど行けなかった。
　　梅はたくさんあるけど桜はそれほどでもない、
　　それも足を鈍くさせたのか他が忙しかったのか。
　　やっと行けたが、南無三遅かった・・・。


　　

　　　　　ヤマザクラを目指していったけど残念、下の方の花はほとんど散っていた。




　　

　　　　　わずかに残った花を探して、やっぱりヤマザクラの花はいいね。




　　

　　　　　ヤマザクラは葉っぱがきれい、赤い若葉はヤマザクラそのもの。




　　

　　　　　もうちょっと早く来ればよかったな、こんなに早く咲くとは思わなかった。




　　

　　　　　もっともお天気が悪かった、晴れたらすぐ飛んできたけどね。




　　

　　　　　とても大きな木だけど、もうちょっと早かったら手が届くところに花がいっぱいあったろうになぁ。
　　　　　大体2年に一回はこうして満開を見逃している、どうも困ったものである。

　　　　　そして気を取り直してあたりを見回すと大島桜も咲いていた。




　　

　　　　　大島桜は真っ白なきれいな花。
　　　　　伊豆の大島などに咲く日本固有の種だ。




　　

　　　　　そして桜餅に使われる葉はこの大島桜の葉が使われるそうで、
　　　　　これは葉の産毛が少ないからと言われている。




　　

　　　　　そして何より大島桜は日本の多くの桜の親に当たります。

　　　　　冬桜は大島桜とマメザクラとの雑種。
　　　　　ソメイヨシノは大島桜と山桜の雑種とエドヒガンを合わせたものと言われている。

　　　　　大島桜がなかったら日本の桜はヤマザクラなどの自生種だけとなってしまい、
　　　　　世界に誇る桜文化も日本中が湧きたっているお花見も無かったろうということで
　　　　　日本の文化にも大きな影響をもたらした桜といえるだろう。

　　　　　　　　　　data:　EOS70D/EF70-200 1:2.8 L IS USM。　撮影 4月2日　向島百花園