東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

水辺に咲く花、水辺の木

2019-04-18 | 季節の花
  周りがすっかり葉桜になった池の中に白い花、
  氷河期を生き延びてきたと言われるミツガシワです。
  200万年前の氷河期には北半球全体を覆ったといわれるミツガシワ、
  その名残りは北海道から九州までの山地、浅い水中に見られます。


  

     ミツガシワ(三槲/三柏) ミツガシワ科ミツガシワ属 、一属一種です。

     水生植物が爽やかに見える季節になってきました、
     スイレンが咲いてアサザが咲いてハスが咲いて夏が来ます。




  

     氷河時代の生き残りの植物で、寒さを防ぐためなのか花弁には細かい毛が生えている。

     メタセコイアも氷河期を生き延びてきた生きた化石、そして水辺の植物だね、
     生き延びるためにはやっぱり水辺がいいのかな。




  

     北海道から九州の山地、高山帯の湿地や浅い水中に生える水生植物で、
     地下茎を横に伸ばして広がります。

     コウホネも同じように地下茎で広がる、
     川の底で地下茎が白くなって骨に見えるところから「河骨」と書く水生植物だ。




  

     「丸に三柏」の家紋は山内一豊が用いたものです。
     そうあの山内一豊です、妻・千代が内助の功ですっかり有名になりました。
     そして「千代紙」もその千代さんが考案したものという説があります。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8 L IS USM。 撮影 4月6日 向島百花園




  

     そしてここからは前に撮った写真。

     ネコヤナギではなくフリソデヤナギ(振袖柳)ね。
     振袖火事(明暦の大火)の出火元と言われる本郷の本妙寺で見つかった、
     ま、眉唾だけど、このことからフリソデヤナギと言われていれる。




  

     ヤナギの花って面白い、日が当たった所から咲いてくる、
     そして捻じれて曲がって同じ形は二つとない。
     これもやっぱり水辺大好きな花だ。




  

     枝垂れ柳、大きな木で5mくらいはありそう。
     これだけ大きな木から枝垂れているので風が無くてもゆ~らゆら
     たんたんタヌキのなんとかみたいに、か~ぜもないのにぶ~らぶら。
     でもこの日は風が強かった、何枚も撮って止まったのをね。




  

     ヤナギといえば銀座、♪ 昔恋しい銀座の柳・・・
     なぜ銀座に柳なの?。

     家康が来た頃は銀座はまだ海の中、埋め立てて街並みを作り
     街路樹を植えたがみんな枯れてしまう。
     そりゃそうだろう地面の下は昨日まで海だった、しょっぱかった。

     そこで水辺に強いと言われた柳を植えたらこれが見事に根付いた、
     銀座の柳はいろいろと植えてみてその中で残ったのが柳だったというわけ。
     でも信じられないよね、日比谷・銀座が海だった、
     昭和の中ごろの33年(1958年)、「銀座九丁目は水の上」という歌が大ヒットした。
     当時は銀座は八丁目まででその向こうは海だった、
     数年後私はこの目で見たからホントだよ。
     急ピッチで埋め立てたから出来た土地に地番が追いつかない、
     銀座八丁目先とかで間に合わせていた。
     そんなこと、こんなことを銀座の柳はじっと見てきたんだね。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8 L IS USM。 撮影 3月25日 向島百花園
          

コメント (2)
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