水生植物の花が揃ってきました。
まぁ爽やかという花もあるけどキモい花も、
でもまあやっぱり夏らしくていいものです。
まだほかにもあるけど取りあえず見られたのを。
ガガブタ(鏡蓋) ミツガシワ科アサザ属。
本州、四国、九州の湖沼、池などの浅いところで見られます。
ガガは鏡でブタは蓋からで「鏡蓋」と書くけどカタカナの方がいいのかな。
毎日新しい花が咲く、一日花。
一日だけ花が咲く一日花で、
朝に咲いて夕方には花は萎んで水中に沈んでいきます。
英名は"water snowflake"で雪の結晶という意味、
雪の結晶のように儚い花にふさわしい英名です。
ガガブタの花言葉は「純情」、
白くて無垢な花姿を表している花言葉です。
オニバスの花が咲いていました
小さな水鉢の中で。
あの大きな葉っぱは窮屈そうでしたが。
オニバスの花には、紫色の花が咲く「開放花」と
開花せずに結実する「閉鎖花」があるようです。
見られた花は数センチくらいの小さな花、
条件によってはもっと大きな花が咲くのでしょうね。
いずれにせよ熱帯スイレンのようなきれいな花でした、
見られてよかったな。
コウホネ(河骨) スイレン科コウホネ属。
川などに生え、水中にある根茎が白く
ゴツゴツして骨のように見えるので
河骨(かわほね)と書かれるようになった。
コウホネの開花は夏で、光沢のある黄色い花が水中から拳を突き上げたように咲く。
花は直径3センチほどのお椀型で、花茎だけが水面から
まっすぐ10〜15cmほど突き出し、先端に花を一つ咲かせます。
コウホネの花は花弁のように見える5枚の萼と、
おしべに似た濃い黄色の15~18枚の花弁、
中央のめしべの回りに葯のついたおしべがたくさんついています。
他にもアサザ、スイレン、ハスなどが咲くけど
なかなか一緒には咲いてくれない。
今日の花も次回行ったときには見られないでしょうね。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 8月19日 向島百花園