東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

鷲神社から炎天寺への道

2016-08-21 | 散歩
  鷲神社は、わし神社。おおとり神社とも読むようだけど
  年末には恒例の熊手市が開かれます。
  国土安穏寺から旧道に戻って直進して向かいましょう、
  そのあと増田橋から炎天寺に向かいます。


  

     国土安穏寺を出たらまた旧道に戻りそのまま北へ歩きます。
     ちょっと広い交差点の向こうにコンビニがあったらその道を左へ、
     赤羽家長屋門。
     1821年以前の建築物で、元島根村名主・牛込家の屋敷門といわれています。
     現在は赤羽氏の所有となっており、民家の長屋門として貴重で、足立区の登録文化財です。




  

     また旧道に戻ってちょっと行ったら入り口に看板、
     島根鷲神社はすぐ左です。

     この辺りに一里塚が、日本橋から三つ目の一里塚があったはず、
     はずなんだけど痕跡はありません、向こうの信号のあたりらしいけど。




  

     日本武尊などをご祭神とする島根鷲神社。
     神社の縁起によると
     「当社は花園天皇文保二年の御中興と伝える。
     古代の海岸線とされる所が南にあり島の根の様にでたこの地に
     ご祭神が船でお着きになったことから浮島明神とも稱えた」。




  

     縁起にもあったようにここの南に古代の海岸線があったとか、
     どこあるのか、いつごろの海岸線か、全くの不明・・・。




  

     その代わりと言ってはナンですが境内には富士山が
     富士神社がありました。
     こんな富士神社はあちこちの神社あって足立区にもたくさんあります。




  

     さらに境内には「将軍石」と「島根学問所跡碑」。

     享保6年10月、吉宗公御成りの折り腰かけたという石が。
     そのとき寺子屋で「武家諸法度」を教えていたということで
     喜んで褒美を、白銀10枚を賜ったとあります。
     (ざっくりと大雑把に考えて50万円くらい?)

     吉宗サン忙しい人ですね、
     この前王子で偲んだと思うと今度は足立区の片田舎。
     その前は有楽町の南町奉行所跡で
     彼の任命した大岡越前守を見てきた。




  

     旧道へ戻ってさらに北へ進むと間もなく。増田橋交差点。
     五差路になっていて真っ直ぐ向こうが旧日光街道、
     旧道はここまでにして一番左の道に入って「炎天寺」へ向かいましょう。

     ここは面白いものがあるので
     後日改めて来ることになると思います。




  

     五差路の道を左の路へ入って右側の歩道にはこんなマンホールの蓋がはめ込まれています、
     このカエルは、炎天寺近しを教える看板かな。

     この道は「伊興」というところへ続く道、
     古墳時代初頭の6世紀前半頃のものと思われる白旗塚古墳があるので
     この道で「あるもの」を見ながら日を改めてに行くつもり。


     炎天寺は小林一茶ゆかりの寺、
     「やせ蛙 まけるな一茶 是にあり」と詠んだ場所。

     炎天寺の名の由来とたくさんのカエルたちは次回。
     旧道を外れると曲がりくねった道がいっぱい、
     一つ間違えるとどこへ行くのか分からない。

     久しぶりだったのであっちへウロウロ、こっちでウロウロ、
     方向音痴を認めたくはないけど昔の農道そのままなので苦労しましたわ。^^; 
                                                       8月12日 旧日光街道から炎天寺へ
         

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地元の旧日光街道を歩く

2016-08-20 | 散歩
  前回の旧日光街道はキャンディーズのスーちゃんちまで、
  今回は途中をちょっと飛ばして、うん何もないからね。
  で、私の普段使いの駅から始めましょう、
  私は毎朝6時8分ごろ現れます、気になる方はどうぞ。(爆)


  

     東武スカイツリーラインの下をくぐる旧日光街道、
     ほぼ直線で次の宿場まで続いているが
     その間にもいろいろな歴史が見え隠れしている。




  

     200mも行かないうちに左へ入る道、「大正新道記念碑」。
     この道を行くと西新井駅を通過、西新井大師へ通じる、
     作られた大正時代この辺は湿地でその中を新しい道路が作られた。

     私が足立区へ来たころは西新井大師へは田んぼの道を歩いた、
     カエルが鳴き、夜にはホタルが飛び交っていたのは50年前の話。
     職場の先輩は「子供のころはすぐそこに大きな池があった」と。




  

     横道へは入らず200mくらいで環七と交差、旧道は直進する。
     右奥へ旧日光街道、左右は環七。

     環七は都心と郊外を分ける道。
     大災害時はここより都心方向へは車は進入できなくなる、
     今年の9月1日にはかつてない大規模な訓練・演習が行われる模様で
     長時間の通行規制が実施される。




  

     ちょっと進んで西友を過ぎたら左に国土安穏寺への道。
     この旧道の脇には竹ノ塚から千住へ流れる「千住堀」が流れていた、
     ここで国土安穏寺へ。




  

     上の記念碑の正面。
     将軍家の日光墓参の折りに休憩・食事をしたという国土安穏寺への入口、
     ここには松並木が続いていたという。

     国土安穏寺には将軍が使ったという什器とかいろいろ残っている、
     さらに何代目とかになるけど家光公お手植えの松も残る。




  

     国土安穏寺の仁王門。
     扉と奥の本堂には三つ葉葵の紋章が燦然と輝いている。

     この辺りは将軍家の「御鷹場」、鷹狩りの場所だった、
     近くには「鳥見役所」もあったらしい。

     また、安穏寺八世・日芸上人が宇都宮つり天井事件を予言し
     将軍は危うく難を逃れたため以降徳川家の祈願所となったという。


     宇都宮つり天井事件とは日光参拝の折り
     宇都宮城に泊まる予定の将軍の寝所に宇都宮藩主の本多正純が
     つり天井を仕掛け将軍・秀忠の暗殺を図ったという事件。
     本多家は改易、正純は流罪となった。

     これには異説もあって元々事件はなく
     宇都宮藩を取り潰そうとした幕府の陰謀とする説が有力だ。


     古いことなのでいろいろな謂れ因縁があります、
     お前は毎回違ったことを書くなんて言わないように、、、ね。^^;
                                                            7月31日 地元の旧道を歩く
         

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カノコユリとシラタマユリ

2016-08-19 | 季節の花
  パソコンが壊れたのに続いて街歩きばかり、
  花の姿が遠のいています。
  続けて載せたいけどこの後また街歩きが、、、
  この後もかなり鮮度の落ちた花が続きそうです。


  

     カノコユリが咲いていました、池の前で。
     しかもみんな池の方を向いて咲いてる、
     身を乗り出してやっと横向きの姿を。




  

     きれいな花で大好きなんだけど撮る場所が限られているのでやや不満。

     花弁に鹿の子模様の斑点があるので和名は「鹿の子百合」。

     江戸時代にシーボルトが日本から持ち出したのがこのカノコユリ、
     初めてヨーロッパで知られるようになった日本のユリとされてます。




  

     シラタマユリ(白玉百合)

     カノコユリの純白種、シロカノコとも。
     もうちょっときれいな花を選びたかったけど、これ一輪しかない
     一株、一輪の希少種・・・・・。(笑)




  

     タカサゴユリ(高砂百合)かな?。
     テッポウユリとよく似ている、
     丈がちょい高く、花の首がちょっと長いのでタカサゴユリと見たが、、、。

     テッポウユリと交雑していよいよ分からない花になってしまうという、
     野生の花は見分けるのが難しい。

     で、ユリもタカサゴユリで終わりだね。
     チゴユリから始まってオニユリ、テッポウユリ、タカサゴユリ、カノコユリ、、、
     夏が終わって新しい季節がやって来るのかな?。

     そういえば百花園のサルスベリが咲かない、
     今年は咲かないつもりなのかなぁ・・・。
                                                                     8月6日 向島百花園
              

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月に叢雲 花に風

2016-08-18 | 天体
  「十五夜だよ~ん」なんてメールがきた、
  あらら、そうかいと空を見たらなんとかいけそう。
  が、土手まで行ったら例によって地表は雲が覆っている、
  おまけに風が強い、文字通り「月に叢雲、花に風」だなぁ。


  

     月の出の時間を1時間近く過ぎてから雲のすき間に姿を現す。




  

     まさしく月に叢雲だねえ、
     雲は結構厚かったけどさすが満月、それを透かして姿を見せてくれる。




  

     月の出の時間から1時間過ぎた頃やっと雲の層を脱出、
     旧暦7月15日の月。
     ということは来月は中秋の名月だね、
     もう完全に秋だ、
     その頃には暑かった夏も忘れているだろうな。




  

     これくらいまで上がって雲から抜けた、
     上ったばかりのでっかい月を狙って400mmのレンズを持ってきたけど
     あまり意味が無かった。

     生暖かい風が強い、カメラが倒れないように三脚を押さえながら、、、
     ストラップが真横へ流されるんだものねえ。


     さあ、秋だね。
     空もきれい、景色もきれい、星もきれいに撮れる。
     問題はエンジンがかかるのかだなあ。
                                                                    8月17日 荒川河川敷
              


     東京はお昼過ぎからもの凄い雷雨、
     空が真っ黒になって頭の上でカミナリが大暴れ。
     こんな雷は久しぶりでちょっと怖いくらい、
     家鳴り震動し座っているとお尻の下からドーーーンと突き上げてくる。
     雨もそれこそバケツの水をひっくり返したみたいで
     あちこちで”水害”が発生した模様だ。

     北海道でも9年ぶりとなる台風の上陸で被害が出た、
     足寄町は水没し住民の方たちは途方に暮れている。

     渇水の東京では雨は欲しいけど、こんなに降られてもねえ
     過ぎたるは及ばざるがごとし、
     何事も節度を持って、だね。
     テキトーをもって貴しとなす・・・。 !?

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涼しさちょっぴりハツユキソウ

2016-08-17 | 季節の花
  暑い日が続いています、
  せめて気持ちだけでも涼しくありたい。
  ハツユキソウが咲いていました、
  名前だけでもちょっぴり涼しくです。


  

     葉のふちが白く染まって初雪が降ったみたい、
     見た目は涼しいけど咲いているのは真夏です。




  

     ハツユキソウ(初雪草) トウダイグサ科ユーフォルビア属

     北アメリカ原産の一年草。
     クリスマスのポインセチアと同じ、ユーフォルビア属の植物です。    

     花は目立ちません、右側にちょこっと見えるのが花です。

     英名はスノー・オン・ザ・マウンテン
     花言葉は「好奇心、穏やかな生活、祝福」。




  

     ハツユキソウもいいけどコキアちゃんがきれいになってきました。

     赤くなったコキアもいいけど私はこの緑のコキアが好き、
     マリモが置いてあるみたい。

     ハツユキソウを初めて見たのは農業公園、
     まだここで仕事をしていた頃。

     ハツユキソウを見るとその頃のことを思い出す、
     一緒に働いていたみんなは元気でいるかなあ、、、。
                                                              7月18日 都市農業公園
         


     そして20日後

  

     上の写真は7月18日、
     この写真は8月7日に撮ったもの。
     しっかり白くなってほんとに雪が降ったよう、
     花じゃなく葉っぱなんだけど
     日差しが暑くなかったらまさしく初雪だね。

         


     朝起きたら台風の雨がザーザー降っていた、
     1時間後には止んで、「ああよかった」。
     出かけるころには雲が切れて青空が見える、
     そして台風一過の抜けるような青空。
     日差しが強く久しぶりに暑さが戻って最高気温は34.3℃、
     なんか忙しい日だったなぁ。

     と言いながら夜は十五夜の月を撮りに行ったりなんかする・・・。


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