新生活は隔離ホテルから

　一昨日、成田を発ち、ついに中国・上海に着いた。空港での手続きは複雑でいろいろなことがあったが、それは後日また別の機会に紹介しよう。何はともあれ、コロナ禍の日本を無事脱出し、中国入国を果たしたのだ
当日は晴天、さんざん待たされた旅立ちを天も祝福してくれたのかなー
　出入国の手続きもいろんなことがあったのだけど、後日別の機会に記そう。まずは、現況から

　現在中国に入国すると、問答無用でホテルの一室に隔離され、２週間自室からは一歩も出てはいけない
　ホテルは当局の方で振り分けるため、当事者は選択の権利は無い。ちなみにSuさんが連れて行かれたのはここ

中国のグーグルマップ＝百度地図で調べた
この数日で上海入りした学園の同僚はみな違うホテルなので、市内にこんな隔離用のホテルはけっこうたくさんあるのかもしれない。
入り側口からの写真、左がトイレとシャワー

窓側からの写真

　日本や台湾のビジネスホテルより随分広く、体操など簡単な運動はできる。なにせ二週間だから、これぐらいできないと筋肉が衰えてデブになっちゃうよね

　食事は三食中華弁当が差し入れられる　以下が昨日のメニュー

朝はお粥とあんまんと餃子


昼は肉と野菜

夜は肉と魚で　けっこう三食の栄養バランスは良いと思う
　
いずれも本格的な中国家庭料理でバカ旨い！　Suさん大満足

娯楽の王道・TVは、不満いっぱい、受信状態が悪くて見るに耐えないので、パソコンに頼る
VPNというシステムを契約したので、NHKの朝ドラが見れる、やったー。

本来は中国では見れないはずの、Google・line・YouTubeなどもこのシステムのおかげで不自由なく見れるラッキー



　隔離ホテルの窓からの景色は、ふつう殺風景なところが多いのだけど、ここは向かいの雑居ビルや通りがよく見えて、地域の人々の生活が窺われる。

　新生活の始まりが隔離かよ！　と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、これくらい厳しくやってくれれば、自分が原因でこの国の人に災厄を持ち込むことはないだろうと確信がもてて、とても良いと強がりでなく思う。

　とりあえず、２週間すれば確実に次のステージに向かえるのだから、焦らずこの部屋で準備をしていこうと思う