昨年春、町役場から依頼があり、こんな講座を開催することになった。
一年半ほど前、小規模ながら町で日本語教室(ボランティア)を開くことになったことを報告した。
数名のスタッフさん・生徒さんとで続けていたが、様々な困難があり、残念ながら今は休止状態にある。
安定して活動を継続していくためには、スタッフさん・生徒さんともに人数を増やしていく必要がある。とりあえずスタッフさんの養成が先では?と考え、この講座を行うことになった。
人口2万人ほどの小さな町で、大した宣伝もしないで参加者が集まるのか?と不安だったが、募集定員15人のところ11人集まったとのこと。
これは頑張らなければ、とSuさん先週は頑張って準備をした。
2回シリーズの講座で今日は1日目、概要は以下のとおり。
1 在日外国人数増加についての理解
2 本講座の目的
3 参加者同士の関係づくり
本講座の重要な目的は、こころざしのある人どうしが相互に連携することだと説明すると、みなさん積極的に自己紹介を行ってコミュニケーションをとって下さった。(嬉しい!)
4 後半は、外国人の方とコミュニケーションを取る大事な技術・「やさしい日本語」についての研修
現在さまざまな自治体で「やさしい日本語」についての冊子を作成している
ふだん我々が使っている日本語を、どうすれば易しくできるかを解説
大事なことは、以下に示す「難しい言葉」を使わないようにすること
とても長くて複雑な文章も、ワセダ式で分かりやすくなることを体験
2時間、大変良い雰囲気で講座終了。おかげさまで、参加者のみなさんからは高評価をいただいた。
2回目は来週実施、今週おぼえた「やさしい日本語」を早速使って、外国人住民の方々にインタビューする予定。
来週もうまくいきますように!
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