素人ながらも、それなりに写真と向き合っていると、
ある場所で、ある時間でしか撮れないシーンというものがいくつか浮かんでくる。
テーマなどという大げさなものでもないが、
そのひとつが冬至の琵琶湖夕暮れだ。
もう少し詳細に説明するなら、
ある場所とは湖北長浜市の水鳥ステーション付近で、ある時期とは冬至の頃、
そして、そのシーンとは竹生島めがけて落ちていく夕陽を指している。
琵琶湖でもこのあたりは湖幅が狭く、対岸の比良山系が迫っている。
したがって、正確には夕陽が落ちる場所は比良山系なのだが、
その日の気候、たとえば空気の澄み具合、雲の厚みや広がりによっては、
まるで竹生島が夕陽を受けとめているように見えるのだという。
前置きが長くなったが、今シーズンの首尾...。
比良山系に陽が隠れた瞬間だが、結果からいうと天気が良すぎて輪郭の整った夕陽とはなってくれなかった。
この時期にしてはめずらしく終日晴天の予報、
期待して出かけたものの、天気が良すぎたという皮肉な結果で、今シーズンを終えたという顛末だ。
悔し紛れにいうと、それがなかったとしても琵琶湖の夕景は格別。
楽しみは先にとっておくことにしよう。
偶然気づいたことだが今日(アメリカ現地時間で1月18日)はグレン・フライの命日だそうな。
学生の頃から親しんできたイーグルス、
とりわけ、グレン・フライが好きだったので、
まるで仲の良い友達に先立たれたような寂しさを感じたものだが、早いものであれから1年。
前回に引き続きではあるがイーグルス、
グレン・フライによる「いつわりの瞳」。
Eagles - Lyin' Eyes
「9」のつく日は空倶楽部の日