ドラマティックな写真を望むなら
多少荒れた天気、そして朝夕が良い。
そんなことは百も承知でいるのだが
それにもかかわらず、好天というだけで出かけてしまうことがある。
撮影意図などほとんどない。ただただカメラを持って穏やかな休日を過ごしたいだけ。
家人に言わせれば「カメラ中毒」なのだそうだ。
この日にしてもそう。この時期、貴重な晴れ間をめがけて琵琶湖へ向かった。
そんな「ノー天気」な週末カメラマンが出会った冬枯れの景色。
ここは私にとっての「空撮り基地」のひとつ。
季節ごとに移り変わる琵琶湖の表情を眺めてきた。
私以外にも三脚を立てたカメラマンが何人もいるのだが、
広角レンズを空に向け、無造作にシャッターを切っているのは私ぐらい。
ほとんどのカメラマンのお目当ては水鳥たちで、
大口径の望遠レンズでシャッターチャンスをうかがっている。
その中のおひとりの姿が気になった。
この日の陽気と穏やかな時間の流れを背中で代弁しているように感じたからだ。
そして、私の後ろ姿も「こんな風だったらいいな」と羨んだりもしていた。
そう、琵琶湖日和を存分に楽しむように。
Strange Weather Glenn Frey
晩秋から初冬の琵琶湖
枯れた草木が寂しそう。
(^^)v
私も旦那からもしそう言われたら間髪入れず
「はいそうです!」と
満面の笑みで返事をしたいです
確かに過酷な場面でドラマチックな作品は生まれるかもだけど
やはりほのぼの気持ちのいいところでは、そのまま
気持ちのよさそうな写真が生まれるものですね
私も齷齪スケジュールぎっちりじゃない撮影旅を
来年こそ決行したいです
特に海なし県から「島時間」を味わいに行きたいです
霧、映り込みなど余呉特有の景色を思い浮かべると
季節や時間帯が限定されるからです。
リタイア後はいっそ湖北に移住しようかなどと
考えてしまいます(笑)
彦根にもお住まいだったのですね。
おそらくは朝な夕なに琵琶湖の景色を
ご覧になっていたのだと思います。
写真はなくともその記憶は財産だと思います。
写真整理中は「引きこもり」
言いたい放題です(笑)
刻一刻を争うスリリングな撮影現場もいいですが
大方はなにも考えずにファインダーをのぞき込む
そんな軟弱な撮影旅も大好きです。
「島時間」!
いい言葉ですね。
瀬戸内、隠岐、五島列島、沖縄...
そんな時間を心置きなく楽しみたいものです。
ただ横を通っただけでは、感じませんが、枯草みたいのも一種の雰囲気が出てるような気がします。
湖北では、シベリアから毎年、飛来してくるオオワシの「山本山のおばあちゃん」鳥、先日からずっとニュースでやってます。
とっても美しいですね(o^^o)
とても珍しい色々なショット、見せていただき、siawase気分です。
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以前は水鳥公園を「空撮り基地」にしていましたが
数年前の大風でアカメヤナギの浮島が
台無しになってそのままです。
それでこの場所を探したのです。
山本山のおばあちゃん!
水鳥公園に陣取るカメラマン。
特に背後の山本山にレンズを向けているカメラマンの多いこと。
納得しました。
更新頻度は高くないですが
また、いつでもお越しください。