はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

東海道五十三次の関宿をぶらり(その1)

2020-03-14 18:15:15 | 街道歩き
以前から訪れてみたかった関宿に、やっと行くことができました。
関宿は東海道53次の江戸から数えて47番目の宿場町になります。
関は古代から交通の要衝で、古代三関のひとつ「鈴鹿関」が置かれていたところで、関の名も鈴鹿関に由来しているそうです。

宿場の真ん中あたりに立っています。京方面を眺めています。



こんなに歴史的な町並みが見事に保存されているとは、夢にも思ってもいませんでした。



中山道で、馬篭宿や妻籠宿・奈良井宿を見てきましたが、負けず劣らずの素晴らしさです。



当然ですが、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていました。



約1.8キロに渡って古い町家200軒あまりが残っているそうです。この道の曲がり具合がたまりません。



こんな素敵な宿場町をこれまで知らなかったとは、もったいないことをしたと後悔しました。



よくぞこれだけの規模で、古い家並みを残してくれたものだと感激しました。



こんな素晴らしい観光財産があるのに、市や県はもっと宣伝をすればいいのにとも思いました。(地元の錫杖さんもそんなこと言ってたかな。)



こんどは、江戸の方向を眺めています。



やっと観光客を発見です。時刻は昼前なんですが、コロナウイルスの影響でしょうか、訪れる人は少なかったです。



自転車を押すおじさんの姿が、町並みによく似合いました。



まるで江戸時代にタイムしたような空間でした。


<つづきます>

※訪問日 2020.3.11

<ブログを始めて5年になりました>
2015年3月14日に始めての記事をアップしてから5年が経ちました。その時のタイトルは「北陸新幹線が開業しました」というものでした。
それから5年とはよく続いたものです。ここまで続くとは、自分でも感心してしまいます。
これも、ブログを見てくださる方々がいたからだと思います。いつも応援してくださる皆さまには、本当に感謝です。
これからもよろしくお願いいたします。