はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

生駒山へハイキング(酷道308号線を登って)

2024-12-16 19:15:15 | 山歩き
今回は振り返りではありません(笑)

生駒山へハイキングに出かけました。
生駒山に歩いて登ったことのないというMさんと行きました。
生駒山には沢山のコースがあるのですが、今回は私の好きな暗峠の道を行くことにしました。
暗峠までの道は何度か歩いてブログにも書いたことがあります。(ずいぶん昔です)

まずは枚岡神社にお詣りです。この日は日曜日とあって沢山のハイカーの方がおられました。


枚岡神社は「河内國一宮」です。


枚岡神社から少し歩いて本日の登山口に到着です。国道308号線です。


コンクリート舗装された道を登って行きます。枚岡神社からも登山道はあるのですが、あえてこの道を行きます。


この道がなぜ好きかというと、酷道としても有名ですが、なんといっても歴史街道だからです。


国道の標識が立っています。


こちらは芭蕉さんの句碑です。晩年にこの峠をこえて大坂に向かいました。


街道沿いのお寺の紅葉もいよいよおしまいのようです。


このあたりの紅葉は見頃の頃は素晴らしかったことでしょう。


名残の紅葉に陽が当たってか輝いていました。


暗峠奈良街道とあるようにこの道は大坂と奈良を結ぶ最短の道でした。
そして、お伊勢参りの道(伊勢街道)として多くの人が行き交った道でもあるのです。


最近は酷道として有名になったようで、この日も他府県ナンバーの車や単車が走りに来ていました。


いよいよ核心部の一番急な坂が見えてきました。


歩いていても怖いような急坂です。


タイヤ痕もたくさんありました。


私には絶対に走れない道です。


突っ込んだのでしょうか?ガードレールが曲がっていました。


左側の狭い道が国道308号線です。


道が平坦になりました。暗峠も近いようです。


生駒山は大阪の東にあり、大阪市内のどこからも見えるので、誰もが知る山です。(だと思います)
奈良県側からはケーブルカーもあり歩かなくても頂上に登れます。もちろん車でも頂上直下まで行けます。
頂上には遊園地があり私も少年の頃に遊んだ記憶があります。

<つづきます>

※訪問日 2024.12.15

今年登った山を振り返りました(大日ヶ岳・冬の上高地)

2024-12-15 18:25:25 | 山歩き
大日ヶ岳 (2/13)

大日ヶ岳には登っていませんが、頂上の近くまでスノーシューでスノーハイキングを楽しみました。
時間があれば頂上まで行けたのですが、翌日の上高地スノーハイクに備えて無理はしませんでした。

高鷲スノーパークのゲレンデ山頂にはお洒落なテラスがありました。


そして、そこからは素晴らしい景色が広がっていました。右は御嶽山、中央は乗鞍岳、そして左には北アルプスです。


槍ヶ岳も見えました。これだけでもゴンドラで上がって来た甲斐がありました。


テラスで軽く昼食をいただき、スノーシューを履きました。(今回のメンバーは4名でした。)


それでは、スノーシューを履いて出発です。実はめざしていたのは、大日ヶ岳なんですが‥。


出発して40分でしょうか、開けたピークに着きました。
頂上あたりが見えています。頂上をめざす登山者も見えます。


しかし、時刻は12時40分です。頂上まで行って戻ってくるには少し時間が厳しいようです。
この日は、中の湯温泉旅館を予約していたので、5時までには着きたいと思っていました。
ということで、今回はここで引き返すことにしました。(明日のためにも体力を残しておかなくてはなりません)


大日ヶ岳の右の方に白山も見ることができました。


白く輝く名峰白山です。


スノーシューで新しいトレースを付けます。スノーシューが欲しくなりました(笑)


ゴンドラで一気に下界へ下りて行きます。上りはスノーボーダーでいっぱいでしたが、下りは我々だけでした。


この日も天気が良く、素晴らしい景色を堪能することができました。
スノーシューも面白くて、やみつきになりそうです(笑)
大日ヶ岳に登頂できなかったのは残念ですが、次に行く機会あれば頂上をめざしたいです。



冬の上高地(2/14)

ずっと憧れだった冬の上高地に初めて行きました。
上高地は、11月中旬から4月中旬まで冬季閉山となり、バスやタクシーもありません。
冬の上高地に行くには、釜トンネルから歩いて行くしか方法はありません。

中の湯温泉の送迎バスで約10分、釜トンネルに到着です。


いよいよ出発です。胸が高鳴ります。


釜トンネルは約1.3kmですが、登り坂が続き、河童橋までで一番きつい登りといえるでしょう。ゆっくり歩いて約40分でした。


2つのトンネルを抜けると、いよいよスノーハイキングです。ここからはチェーンスパイクをつけて歩きます。焼岳が見えてきました。


しばらく進むと、待望の穂高連峰が見えてきました。


進むほどに穂高連峰が姿をあらわします。西穂から奥穂高岳です。


そして、前穂まで見えてきました。このあたりは、まだ陽が当たりません。しかし、そんなに寒くはなかったです。


釜トンネルを出発して1時間半、大正池に到着です。


素晴らしい!としか言えない穂高の眺めです。


とりあえず河童橋をめざすので、バス道を進むことにしました。樹間からの焼岳です。


夏は、バスやタクシーが行き交う道路ですが、今は静寂の世界です。


釜トンネルを出発して2時間30分、ついに上高地バスターミナルに到着しました。
夏山シーズンはバスがいっぱいの駐車場と登山者や観光客で大にぎわいのバスターミナルも、今はひっそりとしていました。


そして、憧れ続けた冬の上高地、河童橋に到着です。時刻は9時30分でした。


2月ですが、今年は雪が少なく手前の山に雪はありません。


この時期しか撮れない無人の河童橋です。


河童橋を渡ります。


河童橋から眺めるお馴染みの風景です。


振り返れば焼岳です。


いつまでも眺めていたい景色でした。


河童橋にも陽が当たってきました。本当に素晴らしい天気に恵まれました。


焼岳方面も素晴らしい景色です。


いつまでも眺めていたい景色ですが、そろそろ帰らねばなりません。


帰り道は梓川の左岸に沿って歩くことにしました。


秋には金色に輝くカラマツ並木です。


絶好の撮影ポイントですが、作業小屋が写ります(笑)


田代橋まで帰ってきました。


田代橋から眺める穂高連峰も素敵です。赤く見えるのはケショウヤナギです。


青、白、緑、赤と素晴らしい色の共演でした。


田代湿原にやって来ました。ここからの穂高連峰も絶景です。少し雲が出て来たようです。


左に西穂高岳、中央は奥穂高岳、吊尾根の先には前穂高岳、そして明神岳と続く大パノラマです。


焼岳がよく見えるポイントまで来ました。大正池も近いです。


大正池まで帰って来ました。


焼岳も微笑んでいるようです。


大正池ホテルからは再びバス道を進みます。映り込みは揺れていました。


この景色をしっかりと目に焼き付けて、上高地をあとにしました。


このあと釜トンネルを抜けて、待つことなく旅館の送迎バスで駐車場まで送ってもらいました。
中の湯温泉旅館では、温泉につかってスノーハイクの疲れを癒すことが出来ました。
今回は中の湯温泉旅館を拠点に冬の上高地に行ったのですが、大正解でした。

今年登った山を振り返りました(御在所岳・石割山・達磨山)

2024-12-14 18:25:25 | 山歩き
御在所岳 (1/23)

御在所岳には2度登ったことがあるのですが、冬の御在所は初めてで、登山口から歩いて登ったのも初めてでした。
今回は中登山道を登って、ロープウェイで下りてくる計画でしたが、中登山道が想像していた以上に厳しかったです。

駐車場から中登山口までは45分かかりました。登山口から少し歩くと、白い鉄塔が見えてきました。


ロープウェイが頭上を通過する場所までやってきました。


大きな岩が現れました。


「おばれ岩」と案内がありました。


もう少しで5合目です。ここまでの天気は晴れたり曇ったりで、気温もそれほど寒くは感じませんでした。


登山口を出発してから1時間20分、やっと5合目に到着しました。
5合目は開けていて展望が良い所でした。この日は伊勢湾ごしに知多半島まで見えました。


こちらは昨年の5月に登った鎌ヶ岳です。かっこいい山です。


白い鉄塔と赤いロープウェイ が絵になります。


このあと、楽しみにしていた地蔵岩があったはずなんですが、なぜか見落としてしまいました(笑)
そして、核心部のキレットではカメラを取り出す余裕もありませんでした(汗)
雪があったので余計にこわかったのですが、鎖場もあってまるでアルプスを歩いているようでした。

やっと8合目に着きました。ここまでにも危険な所があり、気が抜けませんでした。


遠くには名古屋のビル群も見えました。


その後、またまた険しい登りが続きましたが、ただ黙々と歩きました。
そして、やっと山上公園の遊歩道に到着しました。時刻は2時を過ぎていました。


本当の頂上はあちらに見える山ですが、2度登った事があるので、今回はここまでとしました。(実は、体力も気力もありませんでした。)


お腹も空いていたので、名物のカレーうどんに直行です。マイナス5度から急に暖かい食堂に入ったのでレンズが曇ってしまいました(笑)


美味しいカレーうどんでした。あとはロープウェイ で下山するだけです。

こうして見ると険しい山だというのがわかります。


4時間12分もかけて登ったところを約15分で下りてしまいました(笑)


石割山 (1/30)

山梨県の石割山(いしわりやま)に登りました。
石割山も富士山の見える山としてよく知られている山の一つです。

登山口の鳥居をくぐると、403段の階段が待ち受けています。


長い階段が終わると左手には、樹間から富士山が姿を見せてくれました。


階段から30分ほど歩くと、石割神社に到着です。


「石」の字に割れた岩が名前の由来だとか。


岩の割れ目を3回くぐると御利益があるということで、私たちもくぐりました。


急な坂道をどんどん登ること20分、ようやく空が開けて来ました。


頂上に飛び出した瞬間、富士山が待っていてくれました。


南アルプスも見えます。


あらためて山頂標識と富士山です。


左に見えているのは山中湖です。


南アルプスです。荒川岳や赤石岳の方が見えているようですが、南部の山々は歩いたことがありません。


下山は同じ道を下りました。


達磨山(1/31)

達磨山へハイキングしました。達磨山は静岡県の山です。
頂上から富士山を眺めることが出来て、おまけにコースタイムもそこそこなので、ハイキングにはもってこいの山でした。

ということで戸田駐車場からスタートです。ここからなら頂上まで30分もかからないようです(笑)


途中で少しだけ富士山が姿を見せてくれましたが、雲の量が多くなって来たようです。


それにしても気持ちの良い登山道です。


もう少しで頂上です。


結局20分で頂上に到着しました。


富士山は雲が多いものの、なんとか見ることが出来ました。


駿河湾越しの富士山は素晴らしいです。


富士山に夢中になっていましたが、あらためて頂上標識です。達磨山は標高981mです。


標識の後ろには、達磨山からの縦走路が見えました。


眼下には戸田(へだ)港が見えました。


達磨山周辺のハイキングコースは眺望も良く、歩きやすい登山道でした。
今回は時間もあまり無かったので、頂上だけの登山になりましたが、ゆっくり歩いてみたいハイキングコースでした。

今年登った山を振り返りました(二上山・綿向山)

2024-12-13 19:15:15 | 山歩き
ブログの材料も無くなったので、ちょっと早いですが今年の振り返りをしたいとおもいます。
2024年もあちらこちらと旅をしましたが、まずは今年登った山から振り返りたいと思います。


二上山 (1/7)

登山口辺りから見る、これから登る二上山です。


大岩コースというコースを登りました。


尾根筋の道でした。途中から葛城市あたりの景色が少し見えました。


二上山の雌岳です。


スタートから1時間ほどで馬の背に到着です。きれいな山茶花が迎えてくれました。


雌岳に向かって少し登ると大阪平野がきれいに見えました。


山茶花のトンネルを通って頂上に向かいます。


雌岳頂上(473m)に到着です。奈良県側の景色です。


最近ハマっているカップ麺の昼食です。このサーモボトルは、買って本当に良かったです。


下山はいつもの道が通行止になっていたので、いったん岩屋をめざして下りていきます。


山茶花の散った道がきれいでした。


杉林の中を下りて行きました。


軽いハイキングでしたが、正月明けの良い運動になりました。



綿向山 (1/9)

霧氷の綿向山(わたむきやま)に登りました。綿向山は滋賀県にある山で鈴鹿山系の一峰です。
2022年に霧氷の高見山に登って以来すっかり霧氷ファンになってしまったようで、昨年は霧氷の三峰山に登りました。

駐車場からチェーンスパイクをつけて出発しました。


けっこう歩いたと思ったのですが、まだ1合目でした。


登山道は緩やかに登っていく感じで歩きやすかったです。


昨日はかなりの積雪だったようです。


3合目?あたりだったでしょうか。


5合目の小屋に到着です。


やっと視界が開けて、日野町のあたりが見えました。


そして、6合目をすぎたあたりから霧氷が見られるようになりました。


7合目まで登ってきました。標識の上の雪ひよこが可愛いです。


ここから冬限定のコースを登りますが、これが何とも急な斜面でした。


けっこうな急斜面です。


チェーンスパイクでも何とか登れましたが、7合目より上はアイゼンの方が良いかと思います。


登るにつれて霧氷もどんどんときれいになってきました。


下山する人から頂上の霧氷は「きれいでしたよ」と声をかけていただきました。


しかし、なかなかの急斜面で、気持ちばかりが焦ります。


この青空に輝く霧氷が撮りたかったのです。


遠くに見える雪山もきれいでした。


本当に美しい霧氷です。


傾斜もなくなり霧氷の間を進みます。


霧氷の先に見えるのは頂上でしょうか。


頂上付近の霧氷です。


お昼まで霧氷がもってくれてラッキーでした。


もう少しで頂上です。


駐車場を出発して2時間38分(休憩や撮影を含む)頂上に到着です。頂上には綿向神社の奥之宮(大嵩神社)が鎮座されます。


綿向山の標高は1110mです。日野町では11月10日を「綿向山の日」に制定しているそうです。町民から愛されている山です。


大きな雨乞岳とその右に鎌ヶ岳です。


鎌ヶ岳は昨年の5月に登った山です。


下りは写真も撮らずに下りてきました。駐車場までは2時間(コーヒタイムを含む)でした。
頂上からの景色は今ひとつでしたが、一番の目的の霧氷が見られて最高の登山になりました。


帰り道に日野町の綿向神社あたりから振り返った綿向山です。



飛鳥歴史公園散策(高松塚古墳へ)

2024-12-12 19:15:15 | 明日香をぶらり
国立飛鳥歴史公園を散策しています。
中尾山古墳から高松塚古墳へと向かっています。

高松塚古墳壁画館の手前に山茶花が咲いていました。


高松塚古墳のすぐ下に壁画感があります。高松塚といえばこの壁画です。


壁画館を覆うような紅葉が綺麗でした。


そして、高松塚古墳です。ここにも何度も訪れて何度もブログに書いています(笑)


私はいつ見てもプリンを連想してしまいます。


高松塚古墳で壁画が発見されてから52年も経ちました。


高松塚古墳からは葛城山(右)や金剛山(頂上は雲がかかっています)がよく見えます。
被葬者はこの景色が見える所に葬られたのでしょう。


目をこらすと牽牛子塚(けんごしづか)古墳が見えました。
こちらも何度か書きましたが、真の斉明天皇陵と考えられています。
こちらも八角形の墳墓で最近復元されました。


高松塚古墳の後ろの山は柑橘類の栽培が盛んなようでした。


橘は「垂仁天皇の命を受けた田道間守(たじまもり)が常世の国に渡って持ち帰った実」が、それと云われています。


そして宮内庁が文武天皇陵に治定している陵墓にやって来ました。
こちらには拝所もあります。中尾山古墳とは大違いです。


文武天皇陵の前に無人販売所がありました。1袋100円だったので2袋購入しました。


再び高松塚古墳が望める展望台に戻って来ました。やっぱりプリンです(笑)


展望台からの眺めです。


長閑な明日香の風景ですが、よく見るとたくさんの家が並んでいました。


駐車場の奥にある飛鳥歴史公園館の裏の紅葉が綺麗だと教えてもらったので行ってみました。


確かに綺麗な紅葉でした。


今年は京都の真如堂の紅葉が見納めかと思っていましたが、明日香でも楽しむことができました。


静かな晩秋の明日香を楽しむことができました。

※訪問日 2024.12.10