内容は〔息子がもうすぐ19歳になります。
あなたの子です。〕
息子の存在を知った中年男が、
息子とその母親を探しに旅に出るロードムービー。
主人公は『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイ。
カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞作。
淡々とした物語りの進行。
流れてくる音楽は
主人公の生き方を象徴するような、
脱力感のある、演歌みたいなメロディで、
印象的な音楽でした。
旅に関する準備を全て整えてくれる
隣家の住人との交流もなんとなくユーモラス。
20年前のかつての恋人役の4人の
女性達は個性が際立っています。
ピンクの花、ピンクの封筒など、
何につけてもピンク、ピンク、ピンク…。
もの悲しさの中にもおかしさのある物語でした。
気になっていた結末もあわふやで終わってしまう。
最後に出てきた男はいったい??
観客に判断を委ねるのかな?
関西Walkerでチケットが当たったので
見に行きました。
行き先はシネ・リーブル梅田。
梅田スカイビルの中にあります。
このビルは地上170メートル。
連結超高層の構造的特徴のあるビルで、
最上部の円形の場所は空中庭園。