花ごよみ

映画、本、写真など・

ブロークン・フラワーズ 

2006-05-17 | 映画
 
かつての恋人から手紙が…。

内容は〔息子がもうすぐ19歳になります。
あなたの子です。〕

息子の存在を知った中年男が、 
息子とその母親を探しに旅に出るロードムービー。 
主人公は『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイ。
 
カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞作。 


淡々とした物語りの進行。 

流れてくる音楽は 
主人公の生き方を象徴するような、 
脱力感のある、演歌みたいなメロディで、 
印象的な音楽でした。

旅に関する準備を全て整えてくれる
隣家の住人との交流もなんとなくユーモラス。 

20年前のかつての恋人役の4人の 
女性達は個性が際立っています。
 
ピンクの花、ピンクの封筒など、
何につけてもピンク、ピンク、ピンク…。 
  
もの悲しさの中にもおかしさのある物語でした。

気になっていた結末もあわふやで終わってしまう。 
最後に出てきた男はいったい?? 
観客に判断を委ねるのかな? 


関西Walkerでチケットが当たったので
見に行きました。 

行き先はシネ・リーブル梅田。
梅田スカイビルの中にあります。 
このビルは地上170メートル。


 
連結超高層の構造的特徴のあるビルで、
最上部の円形の場所は空中庭園。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする