花ごよみ

映画、本、写真など・

愛の旅人 シャガール展

2006-05-21 | 美術
サントリーミュージアム[天保山]
( 大阪市港区海岸通)



「生と死」「聖なる世界」「愛の歓び」 
「サーカス」「自画像」 
という、5つのテーマに分類して展示。 

ユダヤ人居住区にて誕生。 
フランスでナチスによるユダヤ人迫害を受けて、 
アメリカへ亡命。 
そこで永遠の恋人、妻ベラを亡くす。
過酷な運命に翻弄された生涯。
 
エコール・ド・パリの代表的な画家。

関心を寄せていたという 
ハシディスム(ユダヤ教の一派)に見られる
動物に対する慈悲を感じさせる絵。

安定感のない暗い時代を背景に、
あふれるような情熱的な愛で、
明るい日差しを追い求めるような、
希望を感じさせられる絵。 

花の赤、花束 、馬…。
画面の中の多彩な形の組合わせの絵。 

濃いブルー、鮮やかな赤、
瑞々しいグリーンといった色彩の主張、
躍動感のある色彩の美しい絵。

想像力豊かな作品、 
謎めいた絵がいっぱい!! 
 
シャガール自身の自然で素朴な思いつきを 
画面に表現しているのでしょうか?

(6月25日まで) 

天保山マーケットプレースの大観覧車
コメント (2)
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