奇跡に向かって突っ走れ!
『陽だまりのグラウンド』など、
優しさと温かさを感じさせる
脚本家ジョン・ゲイティンズの初監督作品。
実話に触発された物語ということです。
主人公は『I am Sam アイ・アム・サム』
『マイ・ボディーガード』
『宇宙戦争』などで知られるダコタ・ファニング。
父親役は『バックドラフト』
『ポセイドン』のカート・ラッセル。
何かを訴えるような馬の眼差し。
ソーニャドールに好物を与える時の
ダコタの表情。
ダコタの可愛さがいっぱい。
愛しさも…。
馬とダコタとの2ショットは、
まるで絵のように美しい。
ダコタを乗せての馬の疾走のシーンでは
はらはらしました。
家族の強い絆とチームの団結力で、
馬を復活させるところは、
人の優しさ、ぬくもりを感じることができました。
そして、それらに答えるかのような
ラストの競馬場のシーン。
希望の夢を乗せて、駆け抜けるソーニャドール!
映画の中に入って行くことができ、
一体感を味わうことができました。
映画だと分かっていても
一緒になって応援してしまいます。
真っ直ぐな物語の展開は、
予想できるものでしたが、
感動を与えられました。
ほのぼのとした、心温まるいい映画でした。