花ごよみ

映画、本、写真など・

茶々 天涯の貴妃(おんな)

2007-12-28 | 映画
井上靖の「淀どの日記」を元に作成。
監督は橋本一。

渡部篤郎の表情豊かな秀吉。

対称的にクールな表情の和央ようか。
勝ち気そうな眼差し、
宝塚の男役だっただけあって颯爽とした風情。

 


中村獅童、寺島しのぶの存在感。
 



戦国の世、時代に翻弄された女達、
あまり深く掘り下げるのではなく
歴史にはあまり則さないで
きれい事に描かれているようでした。

 

やっぱり和央ようかが主人公だけあって
宝塚のお芝居を見ているようでした。

茶々の子役、
和央ようかにそっくりで
いつ入れ替わったのか
分かりませんでした。
まるで同一人物のように見えます。

大阪城は、住んでいるところからも近くて
梅、桜、桃、お花見でよく行く場所です。
もう間もなく鑞梅のシーズンがやってきます。



この時代、安土桃山時代の、
大阪城が淀殿の自爆によって、
落城、炎上するシーンは
あぁ~、なんてもったいないことをするの!!
と思ってしまいました。

とにかく色々雑念に気をとられ、
集中力をそがれ
いまいち感情移入は、
出来ませんでした。

残酷な戦いのシーンは、
目を伏せていました。

それを除いては
豪華絢爛な女達の戦国絵巻、
視覚的には楽しませてもらいました。



コメント (8)
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