監督は橋本一。
渡部篤郎の表情豊かな秀吉。
対称的にクールな表情の和央ようか。
勝ち気そうな眼差し、
宝塚の男役だっただけあって颯爽とした風情。

中村獅童、寺島しのぶの存在感。


戦国の世、時代に翻弄された女達、
あまり深く掘り下げるのではなく
歴史にはあまり則さないで
きれい事に描かれているようでした。

やっぱり和央ようかが主人公だけあって
宝塚のお芝居を見ているようでした。
茶々の子役、
和央ようかにそっくりで
いつ入れ替わったのか
分かりませんでした。
まるで同一人物のように見えます。
大阪城は、住んでいるところからも近くて
梅、桜、桃、お花見でよく行く場所です。
もう間もなく鑞梅のシーズンがやってきます。

この時代、安土桃山時代の、
大阪城が淀殿の自爆によって、
落城、炎上するシーンは
あぁ~、なんてもったいないことをするの!!
と思ってしまいました。
とにかく色々雑念に気をとられ、
集中力をそがれ
いまいち感情移入は、
出来ませんでした。
残酷な戦いのシーンは、
目を伏せていました。
それを除いては
豪華絢爛な女達の戦国絵巻、
視覚的には楽しませてもらいました。