花ごよみ

映画、本、写真など・

氷の華 (天野 節子)

2008-09-05 | 本 あ行(作家)



明日、この小説のドラマ化された映像が、
米倉涼子主演で放映されます。

本は既に手に入れていましたが
人に貸したりしていたので、
読み終えたのが
ドラマが放映される前日の今。

ドラマが始まるまでに、
本を読み終えていたかったので、
ぎりぎり、飛び込みセーフと、
いったところです。


冒頭の交通事故を想起させる
プロローグ。

一体以降の本文とどういう
つながりがあるのか?

興味をそそる展開。

後半に至るまで、
この謎が分からないまま、
本を読み進めて行きました。

ラストに近づいてようやく納得。

主人公恭子の周りには、
謎めいた人物が、ウヨウヨ。

結末のイメージが思い浮かばず
もやもやとした気分のまま
ページをめくります。

恭子は誰かに嵌められているのか?

夫である隆之が、
ある人物と共謀して
恭子を陥れようとしているのか?

深まる疑惑の数々。

面白いです!!この小説。

明日のテレビが楽しみです。 




コメント (6)
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ダイイング・アイ (東野 圭吾)

2008-09-05 | 本 な、は行(作家)
許さない…。
たとえ肉体がほろびても…

これから起こる出来事を
予測させるプロローグです。

結末を早く知りたい誘惑を我慢して
読み進めて行きました。

でも読み進めていくのがなんだか
こわいような…。

目がキーワード。

何かを訴える目。

主人公の交通事故後の記憶喪失。

ベールに包まれた、
過去の事故時の記憶を、
辿って行く先に、
浮かびだした謎めいた真実。

主人公の記憶の解明のために、
起こした行動によって、
徐々に明らかにされていく
自己保身のために処理された事実。

一つだけ最後まで残された謎。

ヒロインの行動にいまいち
納得いかず、
頭を悩まされたラストでした。

ひんやりとした感覚が残る
不気味な怖さを、
感じる物語でした。






コメント (12)
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楽しい花♪ランタナ

2008-09-05 | 家の植物たち

黄色の小花が赤く変化しました。
中央にあったつぼみは開花しています。



周囲の小花が少なくなりました。
中心の黄色の部分は赤く変化しています。




こちらはまた別の花です。
右側は小さなつぼみ。
つぼみも面白い形です。






よく見かける、
ピンク系のランタナです。

全て同じ木から咲いた花です。
和名シチヘンゲ(七変化)の名の通り
花が完全に開花するまで
色も形も変化します。

咲いて欲しいのは真っ赤、黄色、白、
いずれも花の集合が、
それぞれその色、
一色だけで咲くランタナ。

以前この木から咲いたことがあるので
今年も期待してるのですが…
コメント (4)
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