同名ベストセラー小説。
監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』、
『ジェネラル・ルージュの凱旋』の中村義洋。
堺雅人が主演、共演は竹内結子、
吉岡秀隆、濱田岳
劇団ひとり、香川照之等… 。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』共演した、
堺雅人と竹内結子が
この映画では学生時代の元恋人として、
出演しています。
音楽監督は斉藤和義。
舞台は「アヒルと鴨のコインロッカー」
「重力ピエロ」でおなじみの仙台。
凱旋パレード中の首相が、
ラジコン操作の爆弾によって暗殺された。
その同じ時間、
宅配便ドライバーの青柳(堺雅人)は
大学時代の友人、森田(吉岡秀隆)に会っていた。
首相暗殺事件を予言する森田(吉岡秀隆)。
突如警官が出現、青柳を撃つ様子、
森田は絶命。
事情が全く飲み込めないまま、
青柳は暗殺犯に…。
警察は彼を追う。
青柳(堺雅人)は逃げる、逃げる…。
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学生時代の恋人・晴子(竹内結子)等、
友人たちは青柳(堺雅人)を、
無実の罪と信じ行動を起こす。
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原作は未読です。
以前、図書館で借りていたのに、
他の借りていた本と
重複してしまい、
期限がきたので読まずに、
返却してしまった本です。
本もきっと面白いのでしょうね。
主人公の学生時代の仲間、知人、
逃亡中に出会った人達が、
陰で力を合わせて青柳を支えている。
こんな恐ろしい事件の渦中に巻き込まれ、
無実の罪をかぶせられての逃亡劇。
なのに、主人公の友人、知人、両親等
周囲の人々の描き方が
どこかユーモラスなこともあって、
なにかほのぼのとした感じに、
させてくれてました。
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時折ぐっときて涙ぐんでしまうシーンや、
笑えるシーンもちりばめてあって、
充分楽しむことが出来ました。
よく分からなかった点もありましたが、
もう一度見てもきっと、
納得はいかない気が…
本を読んだら分かるのかな。
でもまあいいです。
1月30日 公開