原作は木内一裕の同名小説。
彼は『ビー・バップ・ハイスクール』の作者で、
この作品は小説家としてのデビュー作。
監督は三池崇史。
10億円の懸賞金がかかった凶悪な犯人清丸を
誰がいつ襲ってくるか分からない緊迫感たっぷりの中、、
命がけで移送することになる。
犯人護送の命を受けた警視庁警備部の、
SP銘苅に大沢たかお。
同じくSP白岩には松嶋菜々子。

命を狙われる犯人、清丸には藤原竜也。
岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、
余貴美子、山崎努等が共演
原作を読んでいて、
映画化に期待していました。
ストーリーの展開は
すでに分かっていましたが、
緊張感もあったし、
最後まで、飽きることなく
見ることができました。
スケール感のある映像と迫力のある音響、
俳優達の迫真の演技は
映画ならでは。
葛藤する心を抱えながら、
任務を全うしようとする大沢たかお、
藤原竜也のクズっぷり、
どちらも満足の演技でした。

護送する警察官達、
伊武雅刀、永山絢斗等の心情に反応して、
思いがけず涙ぐんでしまう場面も…
最後は原作とは異なっていましたが
納得のいくラストでした。
本の感想は→こちらです。


昨日開業したグランフロント大阪、
映画を見た大阪ステーションシティーシネマから
撮りました。