慌ただしかった年末年始。我が家なりの行事を済ませ、誘い合って妹夫婦と市街地の画廊へ出かける。年の瀬から開催中の弟の洋画展は新年の静けさの中、風景画、静物画の小品数十点が整然と展示され、作品前のあちこちで熱心に観賞されている情景にうれしさがこみ上げる。
少年のころからの絵を見続けてきて姉として何よりの「心の癒し、潤い」で、今回も幾度となく足を運んだ。
生まれ育った美しい海、野山が彼の「絵描き」の原点である。近年は年を重ねた「やさしさ」が作品の随所に見られ、迷わず2枚の絵を予約した。
鹿屋市 神田橋弘子(70) 2008/1/13 毎日新聞鹿児島版掲載
少年のころからの絵を見続けてきて姉として何よりの「心の癒し、潤い」で、今回も幾度となく足を運んだ。
生まれ育った美しい海、野山が彼の「絵描き」の原点である。近年は年を重ねた「やさしさ」が作品の随所に見られ、迷わず2枚の絵を予約した。
鹿屋市 神田橋弘子(70) 2008/1/13 毎日新聞鹿児島版掲載