はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

いよいよ明日は…

2011-11-05 18:22:33 | アカショウビンのつぶやき


「毎日ペンクラブ鹿児島」秋の研修会です。
鹿児島中央駅前のキャンセビルの交流センター7階会議室で
午後1時からの開会です。
何人ぐらい集まるのかなあ…
懐かしいペン友に会えるのが楽しみです。
ペンクラブ賞の発表もあります。
ずーっと投稿をサボってる、アカショウビンには関係ないのですが、
やっぱり気になりますねぇ。

年に2回、会員が鹿児島市に集まりますが、
その都度、各地区持ち回りで会報「マイペン」を作ります。

今回は大隅地区の当番でした。
「マイペン22号」4頁×70部…。
皆さんのご協力でやっと出来上がりました。

かなりの重量です。
高齢のアカショウビンには辛い重さ。
考えましたが、小型のキャリーで運ぶことにしました。

旅行スタイルで、行ってまいりまーす。

私の生き方

2011-11-05 17:39:53 | はがき随筆
 在勤の時、教材研究やら読書やら採点やらなどで頭脳も身体も使い、まあ一生懸命であった。中学生の考えにも触れることができ、月1回の褒美として給料も受ける。働いていたことの有り難さを思い出している。
 今、規制もなく自由気ままというところ。朝ドラも見て、朝食9時前、やることも10時スタートである。読書時間も半分以下に、小学6年の教科書を読む。毎日、自問自答。このまま80才90才と老いていくばかりか。人生の現実か厳しさか。
 随友、創作にバリバリ張り切っている。私の生き方、しんがりをぼちぼち欲も無く歩くか。
  鹿児島市 岩田昭治 2011/11/5 毎日新聞鹿児島版掲載

お陰さま

2011-11-05 17:34:06 | はがき随筆
 「人間は、自分の力ではなくあらゆるもののお陰で生かされている」。これは幼いときからの我が家の教育であった。
 だから、作物などができたときも「お陰さまで」といって仏壇に供え、他人から物を頂いても、まず、仏壇に供えてからいただくのがならわしであった。
 作家の五木寛之氏が「親鸞」とか「他力」などの本を著しているが、彼の作品の根底にあるのも、このように、自分の力ではなく、他のあらゆるはたらきによって生かされていることを教えているのではないか。
 こうした思想が「他力」というのではないかと考える。
  志布志市 一木法明 2011/11/4 毎日新聞鹿児島版掲載

「ダイエット」

2011-11-05 14:12:12 | 岩国エッセイサロンより
2011年11月 5日 (土)

   岩国市  会 員   林 治子

 酷暑から解放され急に食欲旺盛になってきた。動作がなんとなく鈍くなってきたので、うすうす感じてはいるものの、認めたくない気持ち。衣替えの時、春に着ていた服が窮屈になっていた。あーあ。散歩ぐらいでは駄目なのかなあ。 

 そんなことを思って歩いていると、後ろからガヤガヤとにぎやかな声と足音。「そのワンちゃん、おなかが大きいね。赤ちゃんいるの?」。じっと見ていた男の子。「よう見てみい。チンチンがあるぞ」。「わー」と笑い声。ギョッ。デブはお前もか。「一緒にダイエット、頑張ろうな」と走り出した。

(2011.11.05 毎日新聞「はがき随筆」掲載) 岩国エッセイサロンより転載