「再会の熱風」
還暦を過ぎこんなに興奮を覚えたことはいまだかつてない。それは突然、小学卒業の同窓会案内状が舞い込み半世紀ぶりに会える「うそ」のような話。仲間の顔が浮かび、胸がざわめき、早く会いたいと気持ちが募る。
自分の変容は棚に上げ友は見分けがつかないのでは? しかし兄弟のように遊んだK君や学芸会で私の妹役のAさん、キャンデー屋のH君など、面影はしっかり残っていた。忘れることのない学友。よくぞ元気で巡り合えた。再会のひとときを過ごし窓を開けると向かい合う笑顔に「えも言われぬ喜び」の熱い風が吹きつけた。
鹿児島市 鵜家育男(64) 2009/9/20 毎日新聞鹿児島版掲載
還暦を過ぎこんなに興奮を覚えたことはいまだかつてない。それは突然、小学卒業の同窓会案内状が舞い込み半世紀ぶりに会える「うそ」のような話。仲間の顔が浮かび、胸がざわめき、早く会いたいと気持ちが募る。
自分の変容は棚に上げ友は見分けがつかないのでは? しかし兄弟のように遊んだK君や学芸会で私の妹役のAさん、キャンデー屋のH君など、面影はしっかり残っていた。忘れることのない学友。よくぞ元気で巡り合えた。再会のひとときを過ごし窓を開けると向かい合う笑顔に「えも言われぬ喜び」の熱い風が吹きつけた。
鹿児島市 鵜家育男(64) 2009/9/20 毎日新聞鹿児島版掲載