風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

落ち鮎料理に舌鼓 395号

2008年11月11日 19時16分01秒 | 随想
名古屋の従兄のプリウスで設楽町田口の酒蔵・蓬莱泉に予約の清酒「空」を受け取るドライブの途中、三河湾に注ぐ豊川の上流の寒狭川を眼前に望む設楽観光ヤナ「三河路」は鮎の産卵場所に位置する食事処である。豪雨による増水で下流に流される落ち鮎をヤナで捕獲する。 鮎は川と海を回遊する魚で、縄張りを守る闘争心旺盛な性格から、友釣りなる独特な川釣りの対象魚であり、重要な食用魚でもある。 滋賀県琵琶湖の湖沼陸封型 . . . 本文を読む

酒よ、御前は悪魔か天使なのか 394号 

2008年11月11日 17時00分11秒 | 随想
コウジカビの仲間達派は自然界の常在真菌の曲者である。食品を腐敗させる悪戯をする反面、デンプンをブドウ糖に、タンパク質をアミノ酸に分解する性質が強く、また種によっては効果的に脂肪を分解吸収する。 酵母(イースト)は、糖を分解して酒と炭酸ガスに分解する。 人が酒を飲むと、御前は脳細胞に作用して一切皆苦の人生から刹那の極楽に運んでくれる天使になる半面、深酒が理性を麻痺させると虎となり、留置場の豚箱に . . . 本文を読む