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お釈迦様が娑婆に現れ仏法を紹介し、法蔵菩薩が長期間修行の末に一切有情を極楽浄土に招いて抜苦与楽する本願が可能となったので阿弥陀如来となられたことを教えることを親鸞聖人が紹介下さったご恩に報いる法事が報恩講。
両親の葬儀をお願いした寺から案内状が届いたので参列した。
独特の音声で正信偈を30分ほど僧侶が読誦し、法話を拝聴した。
篤く三宝を敬う、仏は医王、法は薬、僧は看護師に例えられる。患者は誰かと言えば私・衆生。
病は西洋医学で治癒する物的病気ではなく、心の病で迷いが病原菌。
好きな事に熱中すると時間の経過を忘れ、30分程だろうと思い時計を見ると1時間経過していた。坊主の話を面白くないから時間の経過が遅く感じ、一時間の話がもう終わるだろうと時計を見るとまだ30分。(お坊さんの話を記述した)
事程左様に私・衆生は自己都合で物事を判断する習性があり、迷いで不治の病である。
仏法は時計である。アナログ、デジタル、腕時計、柱時計、スマホ、砂時計等々、時間を知る方法は種々雑多、仏法を知る方法も千差万別、好みに合った宗派を選べばよいのだろう。